そんな悩めるあなたに起死回生のアイテム(パジャマ)があるということで、アスキーストアの担当に話を聞いてきました。
世代と好みから選べる3タイプ
―― こんにちは。青春の輝きを取り戻したくてやってきました。
担当 すごい理由でやってきましたね……。では、「BIBI LAB(ビビラボ)セラコレ合服(セーラー服パジャマ)」(9072円)などどうでしょうか。
BIBI LAB(ビビラボ)セラコレ合服(セーラー服パジャマ)―― アスキーストアって、こういう路線になったんですか……?
担当 そういうわけではなくて……。高校時代の制服がセーラー服だった女性は10~20%程度しかいないそうです。どんなに憧れているとはいっても、高校を卒業したあとにセーラー服を着るのは勇気がいると思うんですよ。
―― うん、うん……?
担当 そこで提案したいのが、セーラー服パジャマ「セラコレ」です。人目を気にせず、お部屋の中でだけセーラー服を楽しめます。
―― 相当な提案ですね。そもそも、セーラー服でパジャマというのがおかしい。セーラー服の生地って、ごわごわして寝苦しいのでは。
担当 そういう意味では、コスプレ用のセーラー服とは違います。動きやすく、肌触りのやさしいスウェット生地を採用しています。ワンピースタイプでお腹まわりの締め付けもなく、見た目はセーラー服、着心地はパジャマなんです。
単なるコスプレ衣装ではなく、スウェット生地を採用―― なるほどね。着心地に配慮しているということはわかりました。配慮するところがそこなのか、という気もしますが。
担当 もちろん、洗濯機での丸洗いも可能です。セーラー服が着たかったんだけどもう着る機会もないしなあ、まさか外にも着ていけないしなあ、という人に向けてのものなんです。アスキー的なポイントとしては、胸ポケットに5.5インチのスマホが入ります(JK型、コギャル型のみ)。
動きやすいプリーツスカート―― そこはいうほどアスキー的なポイントですかね?
担当 モダンデザインの「JK」、90年代風の「コギャル」、少女漫画のような「お嬢様」の3デザインをラインアップしました。
―― デザイン名もなんだかすごいな。ソックスも付属するのね……。
担当 JK型は現役~25歳前後の方におなじみのセーラー服です。膝丈のスカートに紺のハイソックスを合わせてナチュラルに着こなせます。どれを選べばよいか迷ったらこのJK型がおすすめです。
―― どれを選ぼうか迷う人いるのかな。まあ、スタンダードだということはわかります。ナチュラルに着こなせるかどうかはともかく。
実にスタンダードなJK型担当 コギャル型は、現在35歳前後の方がブームを経験しています。茶髪ガングロのコギャルのイメージが強いルーズソックスですが、「足の太さを隠す」アイテムとして一般の女子高生にも広く定着していました。
―― 懐かしいですね。自分も年食ったなと思いますよ、そんな説明されると。
ちょっと懐かしいコギャル型担当 お嬢様型はミッション系や名門女子校のイメージが強いジャンパースカートを採用。漫画やアニメの世界でも、お嬢様学校の制服に描かれていることが多いタイプです。スカート丈は、ひざまずいたときに床すれすれ~床に5cm着く程度の長めの規定が定番です。
―― 定番ですって言われてもなあ。なんとなくイメージはわかりますけど。
品がよさそうに見えるお嬢様型担当 身長165cm以下向け、Mサイズのみの取扱いとなっています。
―― 売れているのは確かだからなあ。まあ、セーラー服を着たいという人の夢をかなえる商品なのかもしれませんね……。