author:岩SHOW

リュウジ!いつブロマガ書くねん!と思ってるうちに、彼は旅立って行きました…ハワイ

ハワイ、そうハワイ。常夏の島や!といってもバカンスではありません、そんなものは許しません
彼はハワイにて開催される「プロツアー タルキール覇王譚」の本戦へと参加しに行ってるのであります
彼の知名度をね、ほんのちょこっとだけ上昇させた「ハサミ親和」事件、あの時に抜けたPTQ(プロツアー予選)がこの「タルキール覇王譚」の発売に合わせたプロツアーだったわけですよ


まあそれの準備やらなんやらで彼もてんやわんやしてましたから、毎日更新する方針で始めたこのブロマガにノータッチなわけで…ということで、帰ってきたら山ほど更新してもらいましょうッッ


気をとりなおして、今週のBIG MAGIC LIVEで使用したデッキ紹介~いってみよう!


リュウジが使用したのはこのブロマガでも紹介した、僕が「MANAWALK」にて使用した緑赤青の獰猛デッキ「タメルラング」の調整版です。リュウジは《頑固な否認》をプレビュー時から高く評価しており、ちょうどこういうデッキで使ってみたかったとのこと。ちなみに「タメルラング」とは実際にモンゴルで大国を築き上げた軍事の天才・ティムールさんの呼び名の1つですね。日本語にすると「跛者のティムール」。足に矢をうけて、片足が不自由になりながらも軍才を発揮し自らの王朝を築き上げたという…カッコイイですね

頑固な《頑固な否認》《火口の爪》《凍氷破》《書かれざる者の視認》と、獰猛呪文はなかなかに強力なラインナップ。特にサイドの《凍氷破》は同系で劇的な効果を発揮しそうな予感



続きましては僕のデッキを披露させていただきましょう、今週のリストはこれだ!


・デッキリスト

Deck Name: War is all we know

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creature24

4血に染まりし勇者

4ラクシャーサの死与え

4羊毛鬣のライオン

4ゴブリンの熟練扇動者

4包囲サイ

4軍族の解体者


other spell12

4思考囲い

3はじける破滅

3真面目な訪問者、ソリン

2歓楽者ゼナゴス


land24

3悪意の神殿

3疾病の神殿

2静寂の神殿

1奔放の神殿

2樹木茂る山麓

2吹きさらしの荒野

2血染めのぬかるみ

2戦場の鍛冶場

2

3

1平地

1


sideboard15

4蔑み

2完全なる終わり

2通行の神、エイスリオス

2兜砕きのズルゴ

2頂点捕食者、ガラク

3悲哀まみれ



「War is all we know」GWARの名曲から名前を取らせてもらったこのデッキ。「我らが知る全ては闘争」と言わんばかりの、アグロなカードをどっさり詰め込んだ4色デッキ。メインボードの単色カードは《血に染まりし勇者》《思考囲い》《ゴブリンの熟練扇動者》の12枚のみで後はすべてがマルチ!多色万歳deckにもほどがあるなこりゃ

《軍族の解体者》と《真面目な訪問者、ソリン》をトレードなどで手に入れたので使いたい→そういえばこないだ《包囲サイ》も手に入れたしそっちも使いたい→《ラクシャーサの死与え》は大好きなカードなので絶対に使いたい!→同じ猫で2マナ域《羊毛鬣のライオン》で固めたら強いんちゃうん?→あーもうようわからんくなってきた使いたいカード全部入れたれー^^

「ハンバーガーにベーコンとチーズ挟むとさすがに美味い」みたいなまさしくジャンクなノリで作り上げた、個人的に理想的なデッキ。しかし反省点も…《ゴブリンの熟練扇動者》は所謂「タダ強枠」で入れてみたけど…実はこのデッキの中で一番弱い疑惑のあるスロット。ここを除去に回した方が、デッキとして強かったのかもしれない。具体的には《停止の場》や《マルドゥの魔除け》なんかに。同じトークン生成、《軍族の解体者》とのシナジー狙いなら《オレスコスの王、ブリマーズ》の方が良かったのかもしれない

・サイドボーディング

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その最弱疑惑のあるゴブリンを抜いて《蔑み》を
プロテクション白の《嵐の息吹のドラゴン》を見ているのでプロテクションの前にタジタジする白いクリーチャーを《兜割りのズルゴ》と入れ替え。ズルゴも止められるけど、破壊不能で落ちないのは評価できるし《サグのやっかいもの》ですら一方的にブチのめすのは魅力的!
後は除去を追加して終わり

このサイドボーディングは正解だったが、ここまで《蔑み》が効く相手が多そうな環境ではメインからも複数投入してみたくなる。もしかしたら《精神腐敗》も強いのかも?採用してみたくはある

ちなみにGame3はこのままで変更なし

・まとめ

動画をご覧になってもらえばわかるように、ジャンクデッキは本当にカードパワーが高くて楽しい!
凌いで捌いてというマジックよりもバンと叩きつけるマジックの方が性に合っている僕には、こういうデッキが組める環境はありがたい。まあ改良するなら純粋なアブザンカラーにしてみるのが良いのかもしれないね
《軍族の解体者》→《風番いのロック》、《荒野の収穫者》
《ゴブリンの熟練扇動者》→《先頭に立つもの、アナフェンザ》、《精神腐敗》
《歓楽者ゼナゴス》→《太陽の勇者エルズペス》
《はじける破滅》→《アブザンの魔除け》
こんな感じでそのままデッキになりそうだ。あれ、ちょっと強そう。いや気のせい?うーん


というわけで今週は第70回BIG MAGIC LICE、The Replayで使用したデッキをご紹介しました!
何か質問などあればコメントしていただけると嬉しいです^^またお会いしましょう、健やかなマジックライフを!そしてプロツアー参戦者、皆頑張って!