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【自然災害メモリアル】第029回:京都暴風雨(1034)の日 [防災]避難所の運営
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【自然災害メモリアル】第029回:京都暴風雨(1034)の日 [防災]避難所の運営

2018-09-29 18:00
    どうも、
    管理者のNDです。

    今日、9月29日は
    京都暴風雨から983年です。

    非常に昔の災害ですが死者は多数、
    多数の社寺や民家が次々倒壊して鴨川が決壊されたとしています。
    川の決壊で淀から山崎まで大洪水になりました。
    台風と明記はされていませんが、いずれにせよ気象条件の推測としては台風で秋雨前線が活発化し
    京都府内は集中豪雨になったと考えるのが自然な感じはあります。

    今回は、
    「避難所の運営」をテーマにお伝えしていきます。

    大規模で広範囲な災害になると、避難所も乱立しますが
    正しい避難所での運営をしないと助けるためにあるはずの避難所も機能しなくなってしまいます。
    以前にも若干「自分が避難所の運営者になったらどうしますか?」ということをほのめかしましたが
    ネットが使えるぐらいの若者なら、自分が無事だからと怠けているわけにはいきません。
    これを見ている皆さんは、まだまだ健康な成人・若者だと思いますから
    避難所で生活すると思ってはいけません。避難所は無料でパンがもらえる場所だとか
    思うのであれば、今すぐ考えを改めた方がいいです。

    避難所は一日も早い復興が共通の目標になります。
    支援されるのではなく、支援する立場になって積極的に街の人のために
    動かなければならないのです。


    突然ですが自分が避難所の運営をすることになって避難者が続々来ている中で、
    もし、ツアー客40人ぐらいが突如押し寄せてきたらどうしますか?

    実はこの質問は、「HUG」という避難所運営ゲームの一つにこのネタがあります。
    時折大学や地区によっては防災関連に前向きに取り組んでいる団体や集団がいて、
    そこに関わることになると、やることがあるんじゃないかと思います。
    若い人は一度こういう機会を見つけたら是非やってみてほしいです。
    ちなみに自分はそのゲームの運営を担当した経験ありますので、いくつか面白い内容や、
    避難所運営側となる"プレイヤー"の心理を色々知るいい機会になりました。

    しかし、災害時は人の押し寄せ方は市街地になるほど極めて速いです。
    一人・一団体の対応に時間をかけてしまうとすぐに混乱を招いてしまいます。
    最低でもぶっつけ本番になることがないようにしましょう。
    ちなみに小さな子供でも、せめて掃除や案内、メモ書きの作成といったことができます。
    お手伝いをさせてあげる他、避難者の中には孤独を怖がる人もいますから高齢者の話し相手に
    なってあげるのも悪くありません。


    さて、さっきの質問の回答が気になると思いますが、
    正直なところ、正解はその避難所によってまちまちな為、
    これが正しいというものは何一つとしてありません。

    とりあえず参考程度な回答を出すとすると、
    40人もいて素直に全員を避難所内に受け入れるのは、スマートとは言えません。
    ツアー客ということであれば、おそらくバスがあるはずです。具合の悪い人などを除けば
    雨にぬれても大丈夫なので校庭にバスだけを受け入れ、
    残るツアー客を車内に退避させれば体育館などのスペースをかなり確保することができます。
    バスは決して寝れないわけではありません。
    また、健康な方が多いので高齢者を優先させてあげるよう説得もしやすいです。

    もちろん、この回答はあくまで一例です。場面が一つ違えば全然回答が変わります。
    バスが土砂に巻き込まれて動かせず、バス周辺も危険な状態という時は
    バスがない状態ですから別の答えを探さないといけません。
    更にツアー客が全員外国人観光客だったらどうしますか?日本の文化も
    ルールも常識も知らない中で突如として来られた時の対策を講じる必要があります。

    ちなみに保留なんて答えはできません。そのまま1時間も待たされた挙句「ごめんなさい」なんて
    返答したら、逆上する人は絶対いるでしょう。
    全員同じ被災者ですから除け者を作るだけで、避難所は速攻で混乱します。

    この場合、避難所がどういう場所にしておくかを予め決めてしまうのが手です。
    HUGでは"ある一つの"ではなく、"自分達の避難所"と見立てているので、
    しっかりそういうことが出来ていれば、かなりスムーズに対応することができます。

    さて、避難所の運営をするとなるとこんなことに対応しなければなりません。
    例えばペット、子持ち、赤ちゃん、持病のある人、外国人、ガキ、スマホ族、
    支援する気で来たボランティア――
    例えば家の安否状況、家族構成、年齢――
    仮に避難所が学校だとしたら、教室は全部使ってしまいますか?
    その場のことだけでなく後のことも考えないといけません。
    その避難所が数日経って大雨に降られて地震は大丈夫でも大雨で危険な状態になったら・・?
    災害が何が起きるかわかりませんが、それ以上にどんな人が災害時いるかがわかりません。

    さて、貴方の住む公民館などはしっかり機能しますか?
    まずはそこから確認してみて、ダメな場合に自分はどういう立場になったらいいかを
    考えてみてください。


    今日の記事は以上です。
    皆さんの防災意識に少しでもプラスすることができたら嬉しいです。

    明日もどうぞお楽しみください。
    尚、感想はブロマガコメント欄でも放送内のコメントでもお気軽にどうぞ。
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