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【自然災害メモリアル】第087回:北伊豆地震(1930)の日他 [防災]地震後の暮らし方2
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【自然災害メモリアル】第087回:北伊豆地震(1930)の日他 [防災]地震後の暮らし方2

2018-11-26 21:00
    どうも、
    管理者のNDです。

    11月26日は、
    北伊豆地震から88年です。

    この地震は割と有名な大地震であると思います。
    特に被害の大きさと、地震活動で顕著なものがありました。
    先に地震活動を言うと、顕著な前震を伴った地震として代表的なものの一つです。
    気象庁はこの大地震が起きる日まで発生していた伊豆地方の群発地震の変化で
    26日となるこの日、ちょうど気象庁の飛行機による詳しい観測が行われようとした矢先、
    大地震が先手を打って夜更け~早朝帯に発生してしまいました。
    もし、地震の発生があと半日遅ければ、"前兆"と発表できる判断材料を気象庁が
    なんらか捉えることができたのではないかと、後悔の念が非常に残された地震でした。
    また、今回起きた地震となる丹那断層は、約1000年に1度大地震を発生させており、
    他の活断層に比べると少し多い頻度で起こる活断層です。
    50万年前から繰り返し起きてきた地震で、この活断層は
    最終的に1kmもずれているというので、非常に驚きです。

    尚、この地震の規模はM7.3、最大震度は6ですが当時の最大震度階級を記録しています。
    実質、現在の観測環境なら、最大震度7と思っても過言ではないかと思います。
    死者も多く、272人が出ました。特に奥野山が大規模に崩落したため、
    狩野川周辺では大被害を受け、神戸川でも貯水場築堤は決壊し、推定2万tの濁流が発生しました。
    更に断層運動が山を貫いたことで、東海道本線丹那トンネル建設現場を直撃してしまい、
    3人が殉職する悲劇も起きました。そして何より、この丹那トンネルではこの北伊豆地震で
    断層が動いてしまい、両側から貫通するはずの場所が合わずにずれるというイレギュラーが
    発生しました。現在もこのトンネルは実は直線ではなく、中央付近で僅かなカーブをしています。
    このカーブでトンネルを繋げて、開通させていました。

    また、
    高田領大地震から404年です。

    新潟県をはじめとして被害が出た地震ですが、天正地震と同じくこの地震は
    新潟県と千葉県の銚子で津波記録、福島~愛媛まで大地震の記録が残るなど、
    単一の地震では明らかに困難な震源域での地震で記録の信ぴょう性が疑われています。
    もちろん、長い歴史の中ですからもしかしたら偶然一回り小さい地震ながらもM6後半級の
    直下型地震が同じ日に複数回襲った可能性もないとは言えませんが・・・。


    今回は、
    「地震後の暮らし方2」をテーマにお伝えしていきます。

    昨日に引き続き、地震後の暮らし方で自宅にいる場合と、
    避難所で一夜を過ごす場合の双方の特徴点をお伝えして行ければと思います。
    今回はそれぞれの欠点を前回のも踏まえて、お知らせしていきます。

    まず、自宅での欠点は基本的に避難所の利点が失われることなのですが、
    それだけでもありません。

    自宅が被災しなくても、隣人の家では被災している可能性があります。
    また、停電などが数日以内に復帰した時でも、通電火災で思わぬ形で脅威を受けることを
    考慮しなくてはなりません。寝ている時に火事に遭われても危険です。
    もちろん、自宅にいない時に時間差で焼失というのもショックがでかいですが、
    まずは命が最優先なので、ここでは精神的より直接的な面を重要視します。

    また、道の狭い住宅地が存在する、密集地である場合は家が無事でも通路に
    崩れかけたブロック塀があるなどしていると、自宅までの経路が安全とは言えません。
    地震活動が活発な時だと、片付けをする過程で外を行き来する通行の頻度が上がり、
    そこで再度強い地震に遭うということもあります。下手に出入りをするのは安全確保できるまで、
    控えた方がいいかもしれません。

    続いて、避難所の欠点です。
    いうまでもなくプライベート面の確保ができないこととなりますが、
    他にも欠点は存在します。避難所はあくまで復興への通過点と以前にもお伝えしました。
    いずれは自宅が無事なら、数日後までに自宅を優先しなければなりません。
    数日だけ避難所を借りることも可能であればしても良いですが、
    若い人達であれば、炊き出しの手伝いや、高齢者との付き合いは重要になってきますので、
    どうしても人付き合いが苦手な人は、自宅でいるほうが良いとは言えます。

    また、音の出るものは絶対ダメですし、
    においがきついものの持ち込みも禁止されることがあります。
    ただし、赤ちゃん連れ専用の部屋が用意されたり、高齢者だけの部屋など、
    学校が避難所の場合は、うまく区分けされることもありますので状況によりけりではあります。
    そして、避難所には物資が集まりますが、別に自宅が無事であれば、
    それだけを求めることは可能です。往来の行き来が大変な場所であれば、
    避難所に一時滞在するのも一つの手ですが、物資の為に滞在を選ぶ必要性はありません。
    そして避難所で最も心配しなければならないのは、衛生面です。
    シーズンによっては、思わぬ伝染病・感染症を避難所内で蔓延させてしまうこともあります。
    いくらかの対策を取られていることも多いですが、どのような人がいるかわかりませんし、
    被災状況によっては、中々簡単にはいかないということもあります。
    病弱や、感染症に弱ければ避難所よりは自宅の方を優先することをおススメします。
    少し語弊を含みそうですが、自分自身が感染者になるのも最悪です。

    さて、ここまで自宅か避難所かで選んでいましたが、第三・第四の選択も存在はします。
    まず多くの震災時に、実際に行われたことで有名なのは車中泊です。
    車のガソリンで暖を取れて、鍵もかけられれば狭くても自分だけのスペースを確保できます。
    いざとなれば移動もその場で取れるので、自宅が不安で避難所も嫌だという人には
    空地や公園、あるいは避難所の校庭を駐車場として扱えた場合は、この方法を選んだ方も
    多かったと思います。利点はそこそこ多いのですが車中泊は体に大きな負担を与えます。
    大きな欠点としては、エコノミークラス症候群など被災地となった場所で
    発生しやすい症状の発生が危ぶまれます。夏場は熱中症を伴うこともありますし、
    一人であれば、孤独死の危険もあります。そして何より車が生活の支柱になっている場合は
    暑いor寒い時期はあまりカーエアコンに燃料を使うのはもったいないので、
    計画的な運用が必要です。また、地震で道が大きく損傷していると、車で通行できない道も
    増える可能性があるので、移動と併用して使う場合は注意してください。

    そして、人によっては空地や広い駐車場などでテントを建てるというのも一つの手段ではあります。
    主にアウトドア派でキャンプ経験のある人はこういう時に、都会で一夜を過ごすのもありと
    考えた人もいると思います。自宅が信用できず不安で仕方ない人は、自宅よりプライベートの
    確保は若干落ちますが、個人的には悪くないことだとは思います。しかし、テントを張るにしても
    その場合は状況が状況ですから、かなり密集して場所によっては同じことを考える人が
    多い可能性もあります。スペースの確保が難しい場合など、ネットルームなどと同じように、
    100%上手くいくわけではない点に注意しましょう。



    今日の記事は以上です。
    皆さんの防災意識に少しでもプラスすることができたら嬉しいです。

    明日もどうぞお楽しみください。
    尚、感想はブロマガコメント欄でも放送内のコメントでもお気軽にどうぞ。
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