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どうも、
管理者のNDです。
今日は3月1日ですが、2月29日の記事も紹介したいので今日は記事を2つ公開します。
午前の部として、
2月29日は
八丈島東方沖地震(1972)から47年です。
2月29日という4年に1度しかないこの日で一番規模の強いものはこの地震が記録上で最大です。
地味にこの地震は八丈島の人々に大きな打撃を与え、島内は2000件で断水が発生しました。
それだけにとどまらず、余震活動もそれなりに活発でした。
家屋の被害こそ軽微でしたが、がけ崩れやひび割れなど、島内の道路に大きな影響を与えています。
ちなみにこの地震では、津波も発生していますが、八丈島では20cm以下だったのに対し、
静岡県の御前崎では30cmの津波を観測して、遠方の方が少しですが高い津波を記録しています。
また範囲は東北南部から四国に至る広範囲で記録されるなど、規模がそのまま強ければ、
太平洋中が脅威になりかねなかった地震とも言えます。
ちなみにこの地震では死者は発生していません。
尚、この約9ヶ月後には、"1972年12月4日八丈島東方沖地震"が発生しています。
気象庁が9ヶ月後に起きたこの地震を長ったらしく日付まで書いた理由はこの地震があった為で、
こちらの地震を命名していたわけではありませんが、
被害地震として、"1972年"だけにするのを避けたのだと思われます。
今回は、
「風呂で地震が起きた時」をテーマにお伝えします。
不幸にもあなたが入浴中に地震があった時ですが、この場合は家の強度でおおよそ決まります。
今回はひとまず家の強度が、震度6~7でなんとか倒壊しないぐらいの想定で話します。
風呂で地震が起きると最初は目まいとか、のぼせたことによるフラつきかと一瞬感じる為、
緊急地震速報などがないと、地震と判別するのが普通の部屋にいる時よりも若干遅れがちです。
しかし、風呂場での利点は余程込んだ造りにでもなっていなければ、
基本的に落ちてくるものは限定されます。危険物として注意すべきものは、
カミソリと鏡、そして家の構造に応じて風呂の扉のガラスや、窓のガラスとなります。
完全に入浴中で浴槽が固定されているのならば、風呂桶やフタなどで身を守りつつ、
その場にいる方がむしろ良い場合があります。
ガスについては爆発の危険をよぎるかもしれませんが、
心配せずとも都市ガスは5以上で止まってくれます。風呂釜を直接沸かす五右衛門風呂式でもなければ
普通の家庭なら安全面を第一に作られているので、ガス爆発の心配は極めて低いです。
但し、追炊きになっている場合は無理して動かなくても良いですが揺れが収まったら、
放置せずに一旦消しましょう。下手に復帰した時に湯船の水が地震で減っている時に空焚きすると
そっちの方が危険です。あらぬ大火事になりかねませんから、
最低でも風呂を出る前に消してください。
この理由もあって、基本的に風呂から慌てて全裸で飛び出すのは一番危険です。
震度6を経験したことがない人には想像し辛いですが、逃げようとしたら揺れに翻弄されて、
大体の場合は物に捕まっていないと転んでしまいます。
もし浴槽におらず、シャワーを浴びているなどしている時は風呂の扉を開けるぐらいは
初動で揺れを感じたらしても良いとは思います。流石に常時開けっ放しにはできないと思いますが
退路が歪んで動かなくなると、それなりに悲惨な事にはなってしまいます。
また、方向感覚を失う程パニックにならないでください。下手に風呂桶に飛び込んだりすれば
ケガしたり、最悪溺れることもあります。高齢者の方は落ち着いてその場で身を守り、
周囲の確認です。余裕があったら扉を開けて退路確保というのがセオリーです。
地震後は、風呂には欠かせないガラスなどが割れて飛散しているなど足元が危険なことがあります。
お湯が残っているのであれば一旦流した方が目に見えない小さな破片をある程度は取り除けます。
しかし、床が曲がるなどすると必ずしも下水に行かないこともありますからその場合は、
状況に応じて対象法を変えましょう。風呂場では流石にスリッパも用意できません。
また、風呂は密室なことも多く、寝る前に入浴する人はこの時間だと停電すれば
間違いなく暗闇です。ガラス類が割れたことを音ででも確認したら、
下手に歩き回らず、まずは周囲の安全を確認してから動き始めてください。
ガラス飛散などのリスクをおそれるのであれば、風呂場にも一定の防災が必要です。
流石に風呂場にでかい懐中電灯を置くわけにもいきませんが、
小さなストラップレベルのLEDライトでも十分足元ぐらいは確保できます。
あれば心強いですから、スポンジなどと一緒にかけておくといざという時に役立つかもしれません。
また、ガラスは壁から落ちないようにしっかり固定する必要があります。
家の構造上、壁と一体化している場合は飛散防止シートなどを貼っておくと飛散を防げます。
窓がある人も同様に飛散防止シートを貼ることで浴槽にガラスが飛び散るのを防げます。
カミソリなどは何時もフタをしておくクセをつけておきましょう。
可能なら重いものなどは、足元近くに置いておくと良いです。
初動でケガすることのないように、今からでも対策をしておくことをお勧めします。
今日の記事は以上です。
皆さんの防災意識に少しでもプラスすることができたら嬉しいです。
明日もどうぞお楽しみください。
尚、感想はブロマガコメント欄でも放送内のコメントでもお気軽にどうぞ。
管理者のNDです。
今日は3月1日ですが、2月29日の記事も紹介したいので今日は記事を2つ公開します。
午前の部として、
2月29日は
八丈島東方沖地震(1972)から47年です。
2月29日という4年に1度しかないこの日で一番規模の強いものはこの地震が記録上で最大です。
地味にこの地震は八丈島の人々に大きな打撃を与え、島内は2000件で断水が発生しました。
それだけにとどまらず、余震活動もそれなりに活発でした。
家屋の被害こそ軽微でしたが、がけ崩れやひび割れなど、島内の道路に大きな影響を与えています。
ちなみにこの地震では、津波も発生していますが、八丈島では20cm以下だったのに対し、
静岡県の御前崎では30cmの津波を観測して、遠方の方が少しですが高い津波を記録しています。
また範囲は東北南部から四国に至る広範囲で記録されるなど、規模がそのまま強ければ、
太平洋中が脅威になりかねなかった地震とも言えます。
ちなみにこの地震では死者は発生していません。
尚、この約9ヶ月後には、"1972年12月4日八丈島東方沖地震"が発生しています。
気象庁が9ヶ月後に起きたこの地震を長ったらしく日付まで書いた理由はこの地震があった為で、
こちらの地震を命名していたわけではありませんが、
被害地震として、"1972年"だけにするのを避けたのだと思われます。
今回は、
「風呂で地震が起きた時」をテーマにお伝えします。
不幸にもあなたが入浴中に地震があった時ですが、この場合は家の強度でおおよそ決まります。
今回はひとまず家の強度が、震度6~7でなんとか倒壊しないぐらいの想定で話します。
風呂で地震が起きると最初は目まいとか、のぼせたことによるフラつきかと一瞬感じる為、
緊急地震速報などがないと、地震と判別するのが普通の部屋にいる時よりも若干遅れがちです。
しかし、風呂場での利点は余程込んだ造りにでもなっていなければ、
基本的に落ちてくるものは限定されます。危険物として注意すべきものは、
カミソリと鏡、そして家の構造に応じて風呂の扉のガラスや、窓のガラスとなります。
完全に入浴中で浴槽が固定されているのならば、風呂桶やフタなどで身を守りつつ、
その場にいる方がむしろ良い場合があります。
ガスについては爆発の危険をよぎるかもしれませんが、
心配せずとも都市ガスは5以上で止まってくれます。風呂釜を直接沸かす五右衛門風呂式でもなければ
普通の家庭なら安全面を第一に作られているので、ガス爆発の心配は極めて低いです。
但し、追炊きになっている場合は無理して動かなくても良いですが揺れが収まったら、
放置せずに一旦消しましょう。下手に復帰した時に湯船の水が地震で減っている時に空焚きすると
そっちの方が危険です。あらぬ大火事になりかねませんから、
最低でも風呂を出る前に消してください。
この理由もあって、基本的に風呂から慌てて全裸で飛び出すのは一番危険です。
震度6を経験したことがない人には想像し辛いですが、逃げようとしたら揺れに翻弄されて、
大体の場合は物に捕まっていないと転んでしまいます。
もし浴槽におらず、シャワーを浴びているなどしている時は風呂の扉を開けるぐらいは
初動で揺れを感じたらしても良いとは思います。流石に常時開けっ放しにはできないと思いますが
退路が歪んで動かなくなると、それなりに悲惨な事にはなってしまいます。
また、方向感覚を失う程パニックにならないでください。下手に風呂桶に飛び込んだりすれば
ケガしたり、最悪溺れることもあります。高齢者の方は落ち着いてその場で身を守り、
周囲の確認です。余裕があったら扉を開けて退路確保というのがセオリーです。
地震後は、風呂には欠かせないガラスなどが割れて飛散しているなど足元が危険なことがあります。
お湯が残っているのであれば一旦流した方が目に見えない小さな破片をある程度は取り除けます。
しかし、床が曲がるなどすると必ずしも下水に行かないこともありますからその場合は、
状況に応じて対象法を変えましょう。風呂場では流石にスリッパも用意できません。
また、風呂は密室なことも多く、寝る前に入浴する人はこの時間だと停電すれば
間違いなく暗闇です。ガラス類が割れたことを音ででも確認したら、
下手に歩き回らず、まずは周囲の安全を確認してから動き始めてください。
ガラス飛散などのリスクをおそれるのであれば、風呂場にも一定の防災が必要です。
流石に風呂場にでかい懐中電灯を置くわけにもいきませんが、
小さなストラップレベルのLEDライトでも十分足元ぐらいは確保できます。
あれば心強いですから、スポンジなどと一緒にかけておくといざという時に役立つかもしれません。
また、ガラスは壁から落ちないようにしっかり固定する必要があります。
家の構造上、壁と一体化している場合は飛散防止シートなどを貼っておくと飛散を防げます。
窓がある人も同様に飛散防止シートを貼ることで浴槽にガラスが飛び散るのを防げます。
カミソリなどは何時もフタをしておくクセをつけておきましょう。
可能なら重いものなどは、足元近くに置いておくと良いです。
初動でケガすることのないように、今からでも対策をしておくことをお勧めします。
今日の記事は以上です。
皆さんの防災意識に少しでもプラスすることができたら嬉しいです。
明日もどうぞお楽しみください。
尚、感想はブロマガコメント欄でも放送内のコメントでもお気軽にどうぞ。