どうも、
管理者のNDです。

3月17日は、
伊予安芸大震(1649)から370年です。


愛媛と広島を襲った地震は、これ以外にも結構ありますが、この地震は
松山城・宇和島城・大洲城と、愛媛にそびえたつ城の石垣が大きく被害を受けました。
大洲城に至っては、石垣の修築に30年も要したと記録に残されています。

更に、広島県の広島城下の侍屋敷や町家なども破損し、主にこの2県を中心に
大きな被害を与えたことは間違いありません。


今回は、
「日本の建造物は災害に強い造り」をテーマにお伝えします。

日本の建造物で著名な建物ならほぼ全てに言えることですが、
そう簡単に大地震などで滅びるようなことはありません。

高層ビルの数々はあってもガラスの破損などがある程度です。
特に最近新たな名所になっている所については、しっかりと対策が施されています。

瀬戸大橋やしまなみ海道ももちろん例外ではありません。
とある番組では、瀬戸大橋は仮に突如として人類が消えてメンテナンスをなくしても、
同じくメンテナンスをしていないエッフェル塔より崩壊せずに持ちこたえるそうなのです。

もちろん人の手を加えなくてこれですから、そう簡単に地震で倒れるような場所はありません。
東京タワーやスカイツリーも同様ですし、六本木ヒルズ、あべのハルカスなども
造りはしっかりしています。古い建造物などの城については、補修工事が行われているだけだと
心配な点は出てきますが、多くの場合は地形に注意を払うべきものが多いです。

尚、京都などの歴史建造物は、まさにそのまま大黒柱が地震への備えとして古来から
作られている建造技術ですから、部分的な損壊はあっても運悪く未知の断層が真下を通っていて
それが活動をしていない限りは、基本的に大規模に全壊するようなことはありません。

場所によっては、建物がそのまま広域避難所に指定されていることもあり、
帰宅困難者向けにいざとなった時は開放してくれる場所も多々存在します。
外を出歩いてみて、避難所がどこにあるのか、そしてどのぐらいの人数が収容できるかを
探してみるといい手掛かりになると思います。観光地が被災時はいい避難所になることも
多いということを知っておくと、それなりに役に立つのではないかなと思います。


今日の記事は以上です。
皆さんの防災意識に少しでもプラスすることができたら嬉しいです。

明日もどうぞお楽しみください。
尚、感想はブロマガコメント欄でも放送内のコメントでもお気軽にどうぞ。