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【自然災害メモリアル】第226回:延暦八戸沖地震(1677)の日 [防災]これから災害を知るなら
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【自然災害メモリアル】第226回:延暦八戸沖地震(1677)の日 [防災]これから災害を知るなら

2019-04-13 21:00
    どうも、
    管理者のNDです。

    4月13日は、
    延暦八戸沖地震(1677)から342年です。

    死者はどれだけ出たのかは不明ですが、東北の沿岸には6mの津波が到達して大きな被害があったと
    記録には残されています。推定される規模もM7.4~M7.9とされ、一種の大地震であったことが
    伺えます。震度は現在で言う5相当と、そこまで揺れは激しいものではありませんでしたが、
    規模からして、長く揺れ続けた意味では当時の建物には十分なダメージが広範囲であったものと
    思われます。また、三陸沖の北側であることから、主な被害は青森・岩手、
    そして北海道にも少なからず被害は起きたのではないかと推測されます。



    今回は、
    「これから災害を知るなら」をテーマにお伝えします。

    この放送からでもなんでも、とにかくなんらか災害に対して関心を持たれた方は、
    最初にどの分野から入ればいいか、分からなくなることが多いと思います。
    まずは、テレビとかでやっている防災関連の番組を見ることをおススメはしますが、
    中々スペシャルじゃないとやってくれないので、数ヶ月に1回ぐらいのペースでしか
    そういった震災モノを扱う番組に巡り合うことができません。

    そこで、とりあえず災害に関心を持たれた方が最初に知るべきなのは、
    まず地震が起きたらどうなるかです。

    地震を何も知らない方にとっては、凄い意見が飛び交います。
    昔によく想像されたように、「ナマズが地震を起こしている」とかは勿論、
    「俺がジャンプしたから地震が起きた」、「みんなが一斉にジャンプしたら大地震が起きる」
    といった、知っている人から見れば、明らかな非現実的なことでも普通に回答してくることは
    あります。
    しかし、実の所まずはそんなメカニズムを覚えるのは、
    緊急地震速報の仕組みなどに興味を持ってからでも遅くはありません。

    関心を向けるためなら、まずは災害が起きることによってどんな被害が起きるかという、
    恐ろしさを知ってもらう方が興味関心は湧きます。
    しかし、ただ怖がらせるのは不安を煽ることになってしまうのでよろしくはありません。
    必ずこの話と一緒に「防災をすることで被害を抑えることができたり、命を守ることができる」
    などといったことを教えてあげると良いです。

    大地震の代表例となる、阪神淡路大震災や関東大震災、東日本大震災を始め、
    地元で起きた、例えば熊本地震、芸予地震、鳥取県西部地震、福井地震、三河地震、
    岩手・宮城内陸地震、新潟県中越地震、大阪府北部地震、胆振東部地震――などから
    いくつか選抜してみると、より興味は湧くと思います。
    災害に無縁な地域は道北などの限られた地域でもない限り、基本的にない場所はありません。
    ※そんな道北でさえももちろん地震が全くないわけではなく、大地震が起きる可能性は秘めています。
    "こんなことにならない為に"どうするのか、というのを子供達や何も知らない人たちに
    興味を持たせてあげることで、自ずと自然災害をどのように凌ぐかを自ら考えだし、
    関心を持って、知識を増やすことができます。

    もちろん当放送でも、管理者が在席していれば色々な質問には答えて行けますし、
    防災や災害に関連した雑談でしたら、そういった関心を持って頂けるのであれば
    大いに歓迎します。是非、気軽にご参加してみてください。


    今日の記事は以上です。
    皆さんの防災意識に少しでもプラスすることができたら嬉しいです。

    明日もどうぞお楽しみください。
    尚、感想はブロマガコメント欄でも放送内のコメントでもお気軽にどうぞ。
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