どうも、
管理者のNDです。
大変申し訳ございません、15日の記事を書ききる前に寝落ちしてしまい、
大幅に遅れてしまいました。この場を借りて深くお詫び申し上げます。
16日の記事は予定通りに公開します。

08月15日は、
南山城水害(1953)から66年です。

死者・行方不明者336人という大きな被害を出したこの災害は、
京都府内の特に井出町という場所で被害が顕著でした。

当時の玉水駅・大河原駅は流失し、南山城村では、山津波が起きる程の豪雨に見舞われました。
更に、和束町では鉄砲水が発生し、山城町では3河川で決壊するという未曽有の被害になり、
この年になって、「集中豪雨」という言葉が初めて使われたと言われています。

今回は、
「高齢者の災害死を食い止めるために」をテーマにお伝えします。

水害などで必ずと言っていい程出るのは、高齢者が農作物の管理や漁業関連に携わっていて
様子を見に行って亡くなる事例や、川に近づいて亡くなるケースが後を絶ちません。

しかし、この状況を食い止めるには若者の力が必要なことが結構多いのです。
農業や漁業を継ぐということは、ある意味では反射神経も良く、体力のある若者であれば
多少の自然災害ならば同じ行為をしても、生き延びる可能性は少しでも高くなります。
簡単に言うと、高齢者を外に出させないと考えるよりも、外に出なければならない環境を潰していく
ことが、これからの日本にとって必要な事なのかもしれません。

ただ、農業を継げというのもそれはそれで過酷な事ですから、
少しでも高齢者の代わりとなって自分が動いてあげることが大切でもあります。
独身生活・核家族化する日本でいますが、高齢者の元にいてあげることは、
災害による死者を防ぐ大きな道筋の一つでもあります。

突如外に出ようとするのであれば、災害を知っている自分が出て安全な場所を見つけて
言ってあげることが大切です。今はカメラなどもあるのですから、
自分の目じゃないと信じられない!という頑固な方にも少しだけでも理解してもらえるように、
今の若者は、技術で勝負していくのもありかもしれません。
また、危険をいち早く察知できるのは経験を積んでいないもの同士なら、
高齢者よりも圧倒的に若者の方が上です。今避難するべきだと感じたら、その時機を
教えてあげてください。避難準備情報も今は「高齢者等避難開始」という名目になっています。
情報と実況を活用して、命を守ってあげてください。

その為にも、こまめに電話をしてあげるとかでも良いのです。
近所の人とのかかわりも大切です。防災がしっかりできている人なら、
次は周囲を助けるその精神が防災の上級者に向けての大切な一歩です。


今日の記事は以上です。
皆さんの防災意識に少しでもプラスすることができたら嬉しいです。

明日もどうぞお楽しみください。
尚、感想はブロマガコメント欄でも放送内のコメントでもお気軽にどうぞ。


明日は宮城県で発生した、8.16宮城地震の日(2005)を紹介します。