菊地成孔さん のコメント
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改めましてあけましておめでとうございます。予定通り、60年代東宝映画ばかり観て過ごしています。何度も書いていますが、僕は60年代東宝ラインズのトップラインであろう「ゴジラ=戦記=特撮=円谷」ラインに全くインポテンツで、先日大文字さんの BS かなんかで「ゴジラ対モスラ(モスラ対ゴジラ?)」をやっていたので観てみましたが、やっぱりインポテンツでした。
しかし、こんなもん今更書くに値することかどうか、伊福部の音楽は本当に凄まじく、映画としてはピクリとも勃たない「モスラ対ゴジラ(ゴジラ対モスラ?」でさえ、20小節ぐらいのライトモティーフが流れると大いに興奮しましたし、本当に腰が抜けるほど驚いたのは、同じライトモティーフの繰り返し使用の回数が、興奮してカウントが止まるまで、だとしても30回以上で、それでも全然飽きない事でした。世界ライトモティーフ史上最多でしょう。どんだけの強度かよ。と慄然としま
「いい度胸してる」というのは、本来「やれる器ではない=できもしねえのに良くやるよな」という侮蔑表現なので笑、そのまま捉えてら単に喧嘩を売られたことになりますが笑(「田中みな実、<ローマの休日>日本リメイクのヘップバーンの役やるのか、良い度胸してるなw」という風に使います)、ここでは「豪胆で向こう見ずだ」という意味に転じていると解釈しますが笑、まあ、コンテンツの名を汚すようなことがないように、とは思いましたが、ヤマタケ→大野→菊地などという恐れ多いラインは自分では(おそらく、多くのルパンのファンも)引いていません。現に、ルパンの新作は作られ続けており(CMなども含め)、テーマ曲は大野先生のあの曲が使用されています。
引き受けたのは、度胸とかそういう事ではなく「スピンオフで女性目線のルパンを作る。監督も女性」という座組みを聞いて、僕がやるべきだと思ってやりました。スコアお買い上げありがとうございます。当該曲をやるかどうかは、今のところは企業秘密ですので笑、お答えできません。すみません。
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