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菊地成孔さん のコメント

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菊地成孔
>>4

 あけましておめでとうございます!着流しを普段着に。は素晴らしいですね。金と手間がかかるといえばかかりますが、僕してみたいです。東宝に限らず、60年代の日本のプログラムピクチャーは、70年の五社協定崩壊→テレビの全盛期へ。という流れの中での敗走ではあるので笑、要するに、あらゆるシリーズがだんだん腐っていきます笑、その切なさを味わうのもコンプの醍醐味となりますが、逆に、戦前に戻ってゆく。という手もありますね笑。

<ああいうのは今だと連載漫画やTVドラマでしかなくなったんですかね?>

もう、アニメ以外には無理でしょうね。実写文化の中では、当時のあらゆる全てがもう失われてしまっているので。また実写文化にああした状況の21世紀型が起こるとすれば、最低でも30年は要すると思います。

 
No.11
47ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
 改めましてあけましておめでとうございます。予定通り、60年代東宝映画ばかり観て過ごしています。何度も書いていますが、僕は60年代東宝ラインズのトップラインであろう「ゴジラ=戦記=特撮=円谷」ラインに全くインポテンツで、先日大文字さんの BS かなんかで「ゴジラ対モスラ(モスラ対ゴジラ?)」をやっていたので観てみましたが、やっぱりインポテンツでした。    しかし、こんなもん今更書くに値することかどうか、伊福部の音楽は本当に凄まじく、映画としてはピクリとも勃たない「モスラ対ゴジラ(ゴジラ対モスラ?」でさえ、20小節ぐらいのライトモティーフが流れると大いに興奮しましたし、本当に腰が抜けるほど驚いたのは、同じライトモティーフの繰り返し使用の回数が、興奮してカウントが止まるまで、だとしても30回以上で、それでも全然飽きない事でした。世界ライトモティーフ史上最多でしょう。どんだけの強度かよ。と慄然としま
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