• このエントリーをはてなブックマークに追加

菊地成孔さん のコメント

userPhoto
菊地成孔
>>45

 伊澤様

 その人にとって、最初のダンスミュージックが何だったか?と言うのは、最初の恋愛提唱が誰だったか?と並んで、極論的にはその人の人生を支配します。また、その反極には、「最初のダンスミュージョックは何だって良い」と言う反極論が待っています。伊澤さんの最初のダンスミュージックが何だったかはうかがい知れませんが、我々のライブの中の、特に打楽器のソロに強く反応されるのは、プリミティヴに対してダイレクトであると言うことで、非常にダンス腰が強いと思います。ファイナルズは現在、活動を自粛しており、ODは放浪の旅に出ていますが笑、彼らのようなプリミティヴィティの低い音楽でも踊り狂っていただけることを楽しみにしております。
No.54
45ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
 もう解散したので、バックヤードの話を少々しても良いだろうと思う。バックヤードの話のが演奏よりも、時間換算して数千倍あるのは言うまでもない。僕はステージ上でオルガン弾いたり、指揮したり、最近はカウベル叩いたりしているけれども、最も細心の注意を払っているのは実はタイムキープだ(因みにぺぺでも)。    コロナ以前の世界でも「もう、やりたいだけやっちゃいましょうよ」なんて言う粋な計らいをするクラブはなかった。全ての楽団は充てがわれたランニングタイムを遵守しないといけない。    増してやコロナ禍の中では、完全撤収時間が厳格に決められるようになり、「やりたいだけやり切って、尚且つ時間は守る」というライブショー・ビジネスの基本が、さらに厳しいものになった。<会場を借り切って、無観客配信>というのは、僕はやらないが、アレだってさすがに家飲みみたいにはいかないだろう。  
ビュロ菊だより
「ポップ・アナリーゼ」の公開授業(動画)、エッセイ(グルメと映画)、日記「菊地成孔の一週間」など、さまざまなコンテンツがアップロードされる「ビュロ菊だより」は、不定期更新です。