菊地成孔さん のコメント
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今、京都のホテルにいる。そして、今から寝るまでの、およそ5~6時間のあいだに(いきなりだが、この「○~○時間のあいだ」という日本語は良いのだろうか?良いのだろうな?「時間の間」と書くたびに気になっている)やらなければならないことが入浴と運動だけであることに軽く驚いている。
実は昨日から大阪~京都のショート CP に来ていて
(「 CP 」お分かりだろうか?そう、「クラウドパーソン」のこと嘘。キャンペーンのことである。では「 campaingh 」は?確か、だが、「宣伝、活動」よりも些か「運動、闘争」だったような気がする。「ネガティヴキャンペーン」とか言うよね。今僕が来ているのは「マーケティング・キャンペーン」だ。「ネガティヴ・キャンペーン」が、「暗い性格のタレントが地方に宣伝にゆくこと」だったらちょっと面白いけど。それはともかく、僕は確か、高校の時、思いっきり背伸びして、シェイクスピアを原
いや最初はマーケティングキャンペーンって言ってたでしょうね。あっという間に前半が取れたんですよ。可愛いとかじゃなくて、「かっこいい業界用語」だと認識されてたでしょうきっと。英語圏の人々には「キャンペーン」はかっこいい業界用語なんかじゃないですね笑。
植木等の映画は、ムチャクチャ軍国的です。行進したり突撃したり(笑、ドリフも全部移譲されましたし)するわけですし、必ず「守るも攻めるも」が流れますからね笑。
これは、植木等由来ではなく、監督の古澤憲吾由来で、古澤は思想的には右翼でしたが、戦後のモダニズムを映像化できるセンスとアンビバレンスでした。古澤以外の監督が監督すると、軍隊行進曲流れないですね笑。ナベプロも、「スーダラ」と「軍隊パロディ」のマッシュアップを是とした訳で、繰り返しますがドリフが全権委譲されます笑。コマ劇場でのクレージーキャッツのショーには軍隊色全くなく、むしろ「冗談音楽」のネタとしての爆破がありますね。古澤憲吾がナベプロに与えたものはかくも大きいですね。
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