施策の概要をまとめた動画は、「90 Minutes of Air Conditioning(90分のエアコン垂れ流し)」という作品が実際に上映された映画館のシーンからはじまるのですが、長い列の先で観客を待っていたものは、文字通り90分もの間ひたすらMideaのエアコンが作動するだけの映像でした。
一切内容のない映像を前に観客たちはスマートフォンをいじったり、昼寝をしたり、ポップコーンを食べたり、自由気ままな行動を取っていて、上映後に感想を聞かれると「とてもリラックスできたよ」や「中は涼しかった」、「いい昼寝ができました」など、作品には触れることなく映画館の空間そのものについてのみ言及。映画を上映することそのものに意味はなく、あくまでもエアコンの素晴らしさを実感してもらいつつ自社製品のビジュアルを好きなだけ見てもらう場所を提供した施策は、ニューヨーク市民の夏に涼しい一時を提供しました。
コメント
コメントを書くNY市民はエアコンすらないのか?
それともアメリカの映画館は喫茶店より安いんか?
エアコン空間なんかいくらでもありそうだがw
この映画?では構わないけど、これで癖がついて普通の映画でもスマホいじるようになるんじゃねーぞ
意味ねえかもしんねえけどやってみようっていうノリは結構好きだよ。
90分のゆったりした時間とエアコンの機種名がいい具合でくっつけば、本当にひいきしてくれる客が出るかもしれないし。
アンディ・ウォーホルのマンハッタンのアレ的な現代アートかと思ったが違った
4分33秒の二番煎じみたいになっちゃうしな
映画『26世紀青年』に90分尻を延々と流すだけの映画がある
あっちはオスカー総なめの大作扱いだけど