手指消毒剤などの衛生用品を販売しているPurell(ピュレル)が、新型コロナウイルス感染症(COVID‑19)の影響で警戒されるようになってしまった「握手」をテーマにしたプリント広告を公開しました。“Avoid the Catastrophie(大惨事を回避しよう)”というキャッチコピーが描かれた広告は、人と人の手が触れ合うことをさまざまな惨事の予兆を連想させるビジュアルを通じて「手指を消毒すること」の重要性を訴えました。

サメが描かれた手とサーフボードにまたがった女性が描かれた手、大型客船が描かれた腕と巨大な氷山が描かれた腕……衝突してしまうと大惨事になりかねない組み合わせのモチーフを握手という行為で表現することで、消毒せずに他人に触れることの危険性をわかりやすく訴えました。

「私たちの手は最も身近なウイルスの媒介です。清潔さを保つ意識や行動が欠如してしまうとすぐに感染を引き起こしてしまうことでしょう。その恐ろしさを誰もが理解できるよう、力強くもどこか優しい、そんな表現を目指しました」という公式コメントからは、危険性を描く上でシンプルな恐怖訴求にならないような配慮を行いつつ、しっかりと消毒の重要性を訴求しようとしたブランドの姿勢が伺えます。

その他の広告事例についてはこちら
https://predge.jp/search/post?genre=24
会員登録、メルマガの受信設定はこちら
https://predge.jp/

RSS情報:https://predge.jp/270200/