LINE内の「LINEプロフィールスタジオ」において、スタジオでプロのカメラマンに撮影してもらったかのような自分のビジュアルイメージをAIが生成する「AIポートレート」の提供が開始されたと発表がありました。

「AIポートレート」は、自分の顔写真を元にAIがビジュアルイメージを生成してくれる「AIセルフィー」に続く新しいコンテンツです。すでに提供を開始している「AIセルフィー」が、アート風や物語に入り込んだようなものなど5つのスタイルのビジュアルイメージを生成してくれるのに対し、「AIポートレート」は実際にスタジオで撮影したかのような、よりリアリティのあるビジュアルイメージを生成できます。また、顔だけでなく、上半身までのビジュアルイメージが含まれる点もポイントとなっています。使い方は、「LINE」アプリのプロフィール画面で、[プロフィールスタジオ]をタップし、「AIポートレート」を選択することで遊ぶことができるという手軽さです。別のアプリのダウンロードは不要で、「LINE」アプリ上で誰でも簡単にAIによる画像生成を体験することができます。

生成されたビジュアルイメージは「AIセルフィー」と同じく、「LINE」アプリのプロフィールに登録できるほか、画像としてダウンロードすれば、トークルームの背景や各種SNSなどで共有して楽しむこともできます。同じ写真を登録しても生成されるビジュアルイメージは毎回異なるため、何度でもちがう結果を楽しめるのも特徴です。

AIを活用したさまざまなサービスが登場していますが、LINE上にすでにある「AIセルフィー」がアート風などイラスト方向のものだったのに対し、今回の「AIポートレート」はリアリティあふれるビジュアルイメージを生成するというのが驚きです。ますますリアルとバーチャルの境界線があいまいになっていくのを感じる最新事例でした。生成されるビジュアルの方向性によって、使用されることの多いシーンがちがうなど、サービスの多様性とともにユーザーの使い方の多様性も追ってみたくなります。

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