“Play ball in more places(野球をもっとたくさんの場所で楽しもう)”というキャッチコピーを中心に企画されたCMでは、次の旅行先を検討する家族の様子が紹介されています。プールのあるホテルに行くか、もっと大きな海辺の宿を借りるか……キャッチボールをしながら胸踊る妄想を繰り広げる親子がそれぞれの希望を言うたびに、ボールの位置に合わせてカメラが切り替わる演出が施されています。
Booking.comがMLBのスポンサーを務めている真意は定かではありませんが、世界中の国と地域のホテルを予約できるサービスの特長と、MLBの試合がアメリカ各地で開催されている点に着目したのでしょうか。一般的な感覚では少し違和感を覚える組み合わせであったとしても、映像上の演出と捉え方次第でさまざまな解釈ができるということを浮き彫りにした事例でした。