世界各地で愛される麺料理、パスタ。各地域で独特の進化を遂げている料理としても知られ、本場イタリアの料理人は昔ながらの調理法に強いこだわりを持っており、その確固たる姿勢はしばしば他の国から揶揄されることもあります。そんな中、大手調味料ブランドのハインツはトマトケチャップをベースとしたパスタソースを期間限定で発売しました。多くのイタリア人の逆鱗にあえて触れることで議論を巻き起こすことを狙った商品は「Ridiculously wrong or ridiculously good?(ふざけた過ち? それともふざけた美味しさ?)」という“煽り力”抜群のキャッチコピーが用いられました。

ケチャップという加工食品だけで構成されたソースは、ある種のイタリア人からするともはや冒涜と呼んでも過言ではないほどに刺激的で挑戦的な代物です。ですがトマトを愛し、最も美味しい形でトマトを食べたいという想いはハインツもイタリア人も同じ。そんな共通点をフックにあえて議論を巻き起こすようなキャッチコピーで話題化を狙ったもようです。

X(旧Twitter)には「どうやらイタリア人が聖戦の準備をはじめたようだ」とこの商品の登場を面白がる投稿がされており、ハインツの狙い通り多くの人の関心を集めつつケチャップの新たな可能性を見出すことに成功したようです。

Hearing that Italians are already planning a crusade.https://t.co/saNEQFIWho

— Antonello Guerrera (@antoguerrera) September 28, 2023

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