公式サイト https://www.re2020.website/
2023年6月7日(水)には、大会運営資金を獲得するためにCFを開始。このプロジェクトの認知度向上のために広報活動に注力しました。全国のテレビ・ラジオ・雑誌などへの出演や、荒木大輔氏や高木豊氏、岩本勉氏といった元プロ野球選手の方々のYouTubeチャンネルへの出演、各界隈の著名人へCF情報の拡散についてSNSのダイレクトメッセージ機能を用いて依頼しました。これらの活動の甲斐もあり、北海道日本ハムファイターズ・新庄剛志監督のInstagramでプロジェクトを取り上げてもらったことも。そして、12月1日(金)の終了時点で、1,569人から総額28,835,832円の支援を集めました。
開催当日には、全国から45校 42チーム、約700名の「あの夏世代」の元高校球児が集結。そして、あの夏に終止符を打つべく、聖地・甲子園のグラウンドに立ち、全チームのシートノックや有志で集まったブラスバンドの演奏する夏の甲子園の行進曲に合わせた入場行進、開会式、特別試合などを実施しました。
選手たちはグラウンド上で弾けんばかりの笑顔をみせ、時折感無量な様子の涙を流しながら、元気な声が甲子園のグラウンドに響き渡りました。また、特別試合ではあの夏になる予定だったプレイボールのサイレンが鳴り、甲子園には元高校球児たちの声と観戦者たちの声援が広がりました。
一人の大学生の声から始まったプロジェクト。同年代のみならず、多くの大人や企業などの共感を集めて、無事に開催されました。コロナ禍での行動制限は、さまざまな影響を及ぼしましたが、とくに若年層への影響は大きかったのだとあらためて実感させられます。失ったものは大きいものの、こうして思いを昇華させる機会を作れたことに、希望を感じる事例となりました。
また、たくさんの個人の力もそうですが、PR活動から得たメディアや企業の応援参加によって、社会貢献の大きな波が醸成されていった取り組みとなりました。