仕事帰りに後輩を飲みに誘いたいけど予定があるかもしれない、いつもと様子が違うので飲みに誘いたいが、もしかしたら自分に原因があるかもしれない、そもそもお酒はあまり飲まないのかもしれないなど、後輩を飲みに誘いたいのになかなか誘えない、といった先輩社員ならきっと誰もが直面したことがある “飲みに誘うのムズすぎ問題”を描かれています。
ついに飲みに行くことができた先輩後輩同士が、「やっとたどりついた、僕たちの時間に。」というコピーとともに、自分たちのごほうびに「ザ・プレミアム・モルツ」を飲みながらお互いを労いあうCMとなっています。
先輩社員役には、芸歴14年目でお笑い芸人としては中堅の和田まんじゅうさん、後輩役には事務所の後輩でもある、吉野さんを起用。実際の先輩後輩関係だからこそのリアルな映像に仕上がっています。また、笑える2コマ漫画で人気のうないいちどうさんも隠れ出演しています。
また、CM本編だけではなく、インタビューと撮影現場のメイキング映像も公開されています。和田さんと吉野さんは、リアルではあまり絡んだことがなかったとのことで、会話も少なくぎこちない様子が印象的でしたが、撮影が進むにつれて少し距離が縮まり、今回の役そのものといった様子が窺えます。
撮影後、和田さんがCMのように「今日もしよかったら飲み行く?」と吉野さんを飲みに誘うも、「今日はライブが……」とあっさり断られてしまい、苦笑いを浮かべる和田さんにも注目です。
コロナ禍を経て、リモートワークやソーシャルディスタンスなど人とのコミュニケーションに大きな変化がありました。また、相手を不快にさせないようハラスメント行為に過敏になった現代だからこその「あるある」感のある先輩後輩の関係性をうまく切り取った今回のCM。
初めてチームを組んだ先輩後輩の関係だからこそ、仕事終わりに飲みに誘えないもどかしさや葛藤が画面いっぱいにあふれています。最後は「やっとたどりついた、僕たちの時間に。」というコピーとともに、ザ・プレミアム・モルツを笑顔で飲む二人の姿にホッとさせられます。
多くの人の共感を呼ぶとともに、仕事で頑張った労いにザ・プレミアム・モルツを飲みたくなるそんな映像に仕上がっています。