ひさりんさん のコメント
このコメントは以下の記事についています
先週号の『マガジン』を読んでいたら、「恋愛工学」で有名な藤沢数希さんがインタビューに出ていました。そのなかに、見過ごせない一節があったので引用しておきます。
藤沢:女性が、自分のことに夢中になっている男性を嫌うのは、生物学的な理由があります。動物のメスは、優秀なモテるオスの子を生み、その子がさらにモテることによって、自分の子孫が繫栄することを本能的に求めます。だから、非モテコミットに陥っている男性は、他の女性に相手にされない非モテ遺伝子を持った劣等オスにしか見えないのです。劣等オスの子を産んだら、子も非モテになって、子孫が繁栄しなくなるかもしれません。それは、メスにとって、なんとしても避けたいことなのです。
ぼくはべつに恋愛工学について思うところがあるわけでも、くわしく知っているわけでもないのですが、これはないよなあ。
「工学」とはいっても、ここまで来るともうただのトンデモ差別理論ではないでしょうか。これは女性の反感を買うでしょうねえ。「女は優秀な男の子を生む本能を持っている」といっているわけですから。
子供を産まない選択をした女性とか、どういう説明をされることになるのだろーか。
この文章のどこがどうおかしいのかあえて説明はしませんが(説明しなくてもわかってもらえると信じている)、こういう理論を「科学的」とか「生物学的」と主張されると、さすがにどうかと思う。
でも、
これについては、恋愛が自由競争になったという意味でいってるのであり、それを極端な表現で言ったに過ぎない。
さらに、「いや、それはまあ、当然、イケメンや金持ちはモテるでしょう。でも、すべての女性がそういう人に惹かれると限ったわけでもない。
なぜなら、「女性」という人格の生き物がいるのではなくて、女性とはひとりひとり異なる個性を持った人間だからです。」
そうともいえるが人間も「動物」であり、恋愛というものは「セックス」という動物的本能に根差したものであることは否定できません。即ち、恋愛がうまくいくには俗っぽい言い方をすると女性を「発情」させなければならないわけです。恋愛と友愛との違いはそこであり、女性から見ても、今まで「友達」としてしか見ていなかった男性が「男」として迫った来たらやっぱり「気持ち悪い」と思ってしまうのではないだろうか?その発情しやすい要素の一部分として「イケメン」「金持ち」があるのではないかと思う。
この女性を発情させる必要な要素を教えているのが恋愛工学なのではないかと思う。
Post