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Twitterで議論が巻き起こっているトランスジェンダーの問題について考えている。
ことの発端はフェミニストの小宮友根准教授らが「トランス女性に対する差別と排除とに反対するフェミニストおよびジェンダー/セクシュアリティ研究者の声明」(https://wan.or.jp/article/show/8254)を発表したこと。
これに関連して、「トランスジェンダー女性の女性トイレへの入室を許可するべきか否か」という議論が勃発したのだ。
これは非常に悩ましい問題だ。仮にトランスジェンダー女性(女性という性自認をもちながら男性的な肉体を持って生まれた人物)の女性トイレ利用を認めるとすると、肉体的な性差で女子トイレの利用者を限定することは「差別」だということになる。
しかし、それをあくまで差別と捉え、「悪いこと」だとみなすとすると、極論するならすべての男性が女子トイレを利用することを認めなけ
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