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初めに書いておくと、この記事のテーマは「ライフマネジメント」です。ライフマネジメントとは! 知恵蔵2013によると「個人の視座から生活をマネジメントする方法。行政や市場からの視点ではなく、生活の現場から主体的に選択した目標を実現するため、社会の中で他者と相互に関わりながら、自分自身の能力を開発していく。PDCAマネジメントサイクル(plan=計画/do=実行/check=評価/action=見直し)は生活経営でも用いられる。」とのこと。
ようするに人生をいかに管理し、経営するかという問題ですね。なぜ唐突にこんなことをいいだしたかというと、ぼくはまるで自分の人生を管理できていないな、と感じたからです。
そもそも「人生を管理する」という考え方には少々抵抗があって、「そうはいっても、管理し切れないのが人生だろ」と思っているのですが、それにしてもあまりにも管理を怠っている。はっきりいってひどい。あんまりだ。無残だ。と、そう感じたので、がんばって管理し始めようと思い立ちました。
34歳まで何ひとつ管理して来なかった怠惰の負債はあまりにも重いですが、何ごとも始めるのに遅すぎるということはありません。きょうからぼくは自分の人生をそれなりにきちんとマネジメントし始めようと思います。
その端緒として、一昨日からライフログを付け始めました。おそらくこれをお読みの皆さんはライフログという言葉を耳にしたことがあるのではないかと思います。文字通り人生(ライフ)の記録(ログ)を表す概念で、人生のありとあらゆるものを記録しておくことを意味しています。
具体的には、食べたもの、行った場所、行った行動などなどです。人生のすべてを記録するというと、いかにも面倒くさいことのように思われますが、デジタルガジェットの進歩はこの分野でも労苦を省いてくれます。たとえば食べたものを記録するためにはただiPhoneで写真を取ればいいわけです。
で、このライフログのために必須といってもいいサービスがEVERNOTEです。そういうわけで、数年前からアカウントは持っていたんだけれど、いままであまり必要性を感じなかったので使わないできたEVERNOTEを、ついに使い始めました。
いやー、これは便利です。まあ、あまりにもいまさらの発言だろうけれど、ぼくもようやくこの便利さがわかり始めました。
ダイエットするためには体重計に乗らなければならないように、人生を管理するためにはまず人生がどうなっているのかを知らなければなりません。
自分の人生だから何もかも良くわかっているように思えますが、実のところ決してそうではない。ただ漫然と生きているだけでは、自分がどのように生きているのかその正確なところを知ることはできないのです。
そこで記録する必要が生まれます。自分が毎日いつどこで何をしていたのかを正確に記録し、振り返ることによって初めて、人間は自分の人生を正確に認識することができます。つまりライフログとは人生の体重計なのです。ありとあらゆる種類の電子的な情報を簡単に記録することができるEVERNOTEは、そのために役立つサービスです。
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