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itouさん のコメント

なんだか随分コメントで盛り上がっている様子。ただタイトルに関しての指摘もわからんでもないですね。
一方でクリックされてなんぼの世界においては大嘘でなければタイトルは盛らないといけない。
指摘を避けるためにも現タイトルに近い形であれば「赤ん坊を捨てた少女と彼女を妊娠させた男は糾弾されるべきか」のほうが文章の展開もしやすかったのではないかと思います。

曖昧な記憶ではありますが、江戸の頃(?)・・・くらいの庶民に関する研究の文章だったでしょうか
ありていに言えば親がキチガイな少年がいて近所の親切なおっちゃんとこに逃げて一月くらい生活してた。というのを読んだ記憶があります。
この例で言えばキチガイな親をいかに非難するか、なんかより少年の身を案じれば一日でもいいから泊めてやるほうが我々でもできること、ではありますね。
他人の子の人生なんて背負えませんけどその子が困ってるとき自分が困らない程度ちょっと手を貸すくらいできるはずで。それをする人がその子の近くに数人いる状況というのは手厚い社会保障の世界よりよほど現実味があるよう感じますが現実には親の非難ばっかしているのが現代なんでしょうね

話変わってお節介ですが今回の記事はネットでよむ文章としては真面目すぎるのかもしれません。
もっとB級に徹底するほうがネットではよいのではないか、と
真面目な話は身内と飲み屋でするほうがいいですしね
プロフィール拝見して面白い本探ししてるとのことですが性に関連してなら赤松啓介の著書なんてどうでしょう
私もさほど読んでませんがつまらないということはないはずなので未読ならですけど

と最後にすこし建設的なことを言ってみる
No.247
130ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
 埼玉県新座市で生後間もない男児が放置されていた事件で、新座署は10日夜、同市に住む中学3年の女子生徒(15)を保護責任者遺棄容疑で逮捕した。  発表によると、女子生徒は同日未明、自宅で男児を出産し、同市のマンション脇に置き去りにして放置した疑い。男児は近所の住民に発見され、命に別条はなかった。調べに対し、女子生徒は「1人で産んだ」と話しているという。女子生徒は6月から学校を休んでいた。 (2013年8月11日10時10分  読売新聞) http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20130811-OYT1T00030.htm  うーん。これはむずかしい。まず、この15歳の少女をバッシングする類の言説は論外として、この件で問題にするべきは「保護責任者遺棄」による逮捕は妥当かという話だと思います。  ぼくとしては正直、よくわからない。どういう事情があれ赤ん坊を捨てたことは事実なのだから責任追及はやむを得ないという気もするし、そこに至る過程を無視してこの少女のみを糾弾することは間違えているとも思うし……。  いずれにせよ、第一に彼女に必要なのは保護と助力であることは間違いないでしょう。  どんな事情があるにしろ、彼女は母親になってしまった。これから子供を育てていくことはむずかしいでしょうが、母親としての責任がなくなるわけではない。  その生まれた赤ちゃんにとって彼女はたったひとりの「お母さん」であるわけですからね。たとえ15歳であれ。  それにしても、妊娠に至る性行為そのものは男女がそろっていなければ成り立たないはずなのに、女性の側だけが辛い現実を背負わなければならない不条理は重いものがあります。  男女のセックスにおいてより辛いリスクを背負うのはほとんど常に女性の方なのですね。そこには大きな責任の不均衡があります。  ただ、それなら「母親は責めてはいけないが、父親は糾弾しよう」という意見が正しいかと云うと、そんなことはないと思うんですよね。  あるいは父親のほうだって未成年である可能性もあるわけです。そうでなくても、彼女が妊娠したことを知らなかった可能性もある。性的なことがらに無知だったのかもしれない。  それなら赦されるというものではないと云えばその通りです。しかし、それは結局、この少女を追い詰めるときに使われるロジックと同じものではないでしょうか?  女の子は可哀想だから保護されるべきで、男(あるいは男の子)のほうは糾弾されてしかるべき、という考え方はやはり間違えているように思います。  というか、そもそもこういう時、だれかを責めることで問題を解決しようとすることそのものが誤っているのではないか。  結局のところ、ぼくたちはこの少女と相手の男について何ら情報を持っていないわけです。そこを想像で補完してひとを責め立てようと思うと、ろくなことにならない気がします。  たしかに、この報道からは「15歳の女の子を妊娠させて責任を取ろうとしないどうしようもない男」が浮かぶかもしれません。  しかし、それはこの少女を「自分の子供を産み捨てた淫乱で無責任な女」とみなすのと同じ種類の想像力です。  つまりは事実からかってなイメージをふくらませて非難しているに過ぎません。その背景にはその非難するひと自身が抱える思想や問題や価値観があり、つまりはほんとうの意味でこの少女と赤ちゃんの未来を心配しているわけではないという気がします。  こう書くと「未成年者を妊娠させた男を養護するのか!」と云われるかもしれませんが、そういうことではありません。  ただ、事情もよくわからないケースに対して「男が悪い」と決めつけてバッシングしたところで良い結果を生むとは思えないだけです。それでは、どうすればいいのか。  
弱いなら弱いままで。
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