弱いなら弱いままで。
韓国という狭隘、日本という限界。国を超越した視点を保つにはどうすればいいのか。(2199文字)
以前、『済衆院(チェジュンウォン)』という韓国ドラマを観ていたことがあります。
韓国の歴史もののなかでもかなり現代に近い時代、日本人に支配されていた頃を舞台にした作品で、当然、日本人が出て来ます。
いやー、この日本人が悪い悪い(笑)。まあ歴史事情を考えてみたら仕方ないんだけれど、日本人は基本、悪役なんですね。
朝鮮人どうしのなかでもそれなりに対立はあるのですが、最終的には日本というさらなる悪を前に和解し、結集していく感じのストーリーとなっています。
こういうドラマを見つづけていると、日本人に対する反感が高まるのもわかる気がします。
Amazonを見る限り、その描写に不満がある日本人視聴者も多いようですが、まあやはり偏った描写ではあるでしょう。
それでは、ひるがえって日本の歴史ものはどうか。ぼくは『済衆院』のようなドラマを見るようになったから、日本の作品もやはり限界を抱えているのだと考えるようになりました。
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