
既に遅すぎるニュースですが、Facebookがヴァーチャル・リアリティヘッドセットのOculusを約2000億円で買収したそうです。

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マトリックスは機械に支配された人類社会というオーソドックスなディストピアだった気がする。
仮想現実――つまりは架空の快楽に溺れたりするのは、言葉でいえばデカダンスに近いのではないだろうか。頽廃した世界。
それはそれ。
セカンドライフの興亡で現実味を失った仮想現実だけれども、ふたたびビットコインの騒動でにわかに現実味が戻ってきたように思う。
現実に影響を与えないものと思われてきた仮想現実の出来事が、現実に影響を与える。
それは背反する、交わることのないと思われていた「ほんとうの現実」と仮想現実とが交差するということ。「ほんとうの現実」で起こったことは仮想現実を変化させるし、同じように仮想現実で起こったことは「ほんとうの現実」を変容させる。
いまは物語のなかでしか語られない仮想現実が「ほんとうの現実」を変えるというドラマだけれど、もしかしたら、近いうちにそういうシーンが現実のものになるのかもしれない。
ただ、そういう未来で仮想現実は「ほんとうの現実」と区別しなくてはならないものなのだろうか。
地上や海、空、宇宙といった「ほんとうの現実」を構成する空間のひとつとして仮想現実というのが存在しているのかもしれない。そんな気がする。
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