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あるいはニコニコ動画の登場以来ということになるのかもしれない、「オタク」という言葉のイメージはずいぶんと変わった。
それまでは「暗い/内向的な」イメージだったものが、いまでは「明るい/社交的な」イメージが強い。
それはじっさいにオタク青少年たちの実像が変わっているからであるだろう。
LINEやTwitterなどの発達にともなって「つながること」が重視されるようになり、アニメやゲームは体験をシェアして楽しむメディアへと変質した。
それ自体は一概に良いこととも悪いことともいえない。ただ、そういう事実があるというだけのことだ。
ひとついえることがあるとすれば、変化があったからには失われたものもあるということだろう。
ぼくは基本的にこの変化を肯定的に受け止めているが、それでも時々、その失われたものが恋しくなる。
みんなでわいわい騒いでひとつのコンテンツを共有し、明るく楽しむのは良い
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