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「一番がんなのは学芸員。この連中を一掃しないと」と、某大臣が発言し、話題になりました。
しかし、そもそも学芸員とは何ぞや?と思われた方も少なからずいるのではないでしょうか。

で、これを機会に早速調べてみました!
文部科学省のサイトには、以下のように記載されています。
(以下、文部科学省のサイトより一部引用)

学芸員は、博物館資料の収集、保管、展示及び調査研究その他これと関連する事業を行う「博物館法」に定められた、博物館におかれる専門的職員です。

なるほど。つまり、博物館の運営をする専門スタッフてことですね!
どうやって学芸員になるかというと、大学や短大で単位を取るか、もしくは文部科学省の資格認定試験に合格して、博物館で任用されればなれるそうです。

博物館は、時々筆者も行くことがあります。
旅行した時に、その土地のことをよく知るためや、地域特有の歴史に触れたりできるからです。
ものすごく熱心な学芸員さんには出会ったことは未だありませんが・・・。
ですが、博物館という文化的な国の財産を、ズブの素人が管理するというのも少し心配です。

ですので、その道の勉強をしたプロであり、専門家である学芸員の皆さんに博物館の運営をお願いするのは決しておかしなことではない、と個人的には思います。
そして先ほど申し上げたような熱心な学芸員さんに出会ったことがないというのは、学芸員さんの仕事が表ではあまり目立たないからというのもあるかと思います。

もし熱心な学芸員さんが、資料の収集や保管を物凄く頑張っていても、それは外からは見えませんし、
展示の企画や方法を一生懸命考案していても、外部の人間には展示した結果しかわかりません。

ですので、一般の私たちは、博物館で展示そのものを見ることはできても、学芸員さんがどれほど熱意を持ってやっているかはわかりにくいので、展示を見て「推し量る」しかないのだと思います。

「推し量る」って、とても日本人が得意な行為じゃないでしょうか?
あれ、今年もう一つ話題になった「忖度(そんたく)」も同じような意味の言葉でしたもんね!

日本人て難しい!汗。

以上、学芸員の仕事は、地味だがその重要さを推し量る、「忖度」する気持ちが私たちには必要です。
頑張れ、学芸員!

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(執筆者: hairi) ※あなたもガジェット通信で文章を執筆してみませんか

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