先日、ガジェット通信では
自民党都連の命令書に猪瀬直樹氏「北朝鮮じゃないんだから」 親族が小池氏を応援したら除名処分!?
http://getnews.jp/archives/1490378[リンク]
という記事をお伝えした。
7月14日に告示された東京都知事選挙。それに先立ち7月11日、自由民主党・東京都支部連合会(東京都連)が「都知事選挙における党紀の保持について」という命令書を出したが、その中に
各級議員(親族等含む)が、非推薦の候補を応援した場合は、党則並びに都連規約、賞罰規定に基づき、除名等の処分の対象となります
という一節があり批判を受けているというもの。猪瀬直樹・元東京都知事(@inosenaoki)は『Twitter』に上記文書をアップし
北朝鮮じゃないんだから
と苦言を呈した。
自民党都連(内田幹事長)の命令書、添付写真。各級議員(親族を含む)が非推薦の議員を応援したら除名、とあります。親族を含む、に苦笑。北朝鮮じゃないんだから。 pic.twitter.com/GyYjEL3kFD
&mda瀬直樹/inosenaoki (@inosenaoki) 2016年7月12日
そんな中で、7月13日にフジテレビで放送された『バイキング』にて、今回の文書の差出人に名を連ねている石原伸晃・東京都連会長の弟である石原良純さんが野党統一候補である鳥越俊太郎候補に好意的な意見を述べていたということで、ネット上では「すわ、石原伸晃除名か」と話題になっている模様である。
現在、『スポーツニッポン』の
坂上忍、鳥越氏出馬は「小池さんや増田さんにとってかなり脅威」
http://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2016/07/13/kiji/K20160713012958000.html[リンク]
という記事中にある
タレントの石原良純(54)も「いままでの鳥越さん(の言動)を見てきたら信頼感は大きいのではないですか?」と好意的な反応
という文言が拡散され、該当の番組が動画サイトにもアップされている。確固とした“応援”とまで言えるかどうかは疑問であるが、鳥越候補を批判はしていないのは確かなようだ。
いずれにせよ、「一族郎党処分する」ともいえるような前時代的な命令に拒否反応を示す方は結構多く、都連への批判は収まる気配はないようである。
※画像は『Twitter』より引用