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意外と簡単! 個性を活かした完全オリジナルのモノづくりにチャレンジしてみよう
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意外と簡単! 個性を活かした完全オリジナルのモノづくりにチャレンジしてみよう

2016-07-27 09:30
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    自分自身をさり気なく主張したい。子供の夏休みの工作どうしよう。たまには親子でゆっくり何かに打ち込みたい。
    このような願いを、いとも簡単に低料金でかなえてくれる場所が全国にあったので取材した。

    クラフトハートトーカイをはじめとする全国のクラフトグループ店舗では、全都道府県470店舗で様々なモノづくりができる。
    同店はいわゆる手芸店だが、手作り品のパーツはたいてのものがそろい、老若男女を問わず自分だけの一品を作ることが可能だ。
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    店舗により作ることができるものは異なるが、今回は記者の自宅から2つ先の駅にある店舗で、UVレジンに挑戦した。
    レジンとは樹脂のことで、その中でもUVレジンとは一般的に紫外線を照射することにより硬化するものをいう。
    最近ではかなり透明度の高い高品質なUVレジンがあるので、それを使ってチャームを作ってみた。

    まずは、フレームを選ぶ。様々なものが売られているが、初心者は店舗で開催している講習会に参加すると選択は限られるが材料は全て込みなのでおすすめ。最寄りの店舗を検索して開催日を事前に把握しておくと良いだろう。
    記者は夏らしく扇子のフレームにした。
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    フレームには底がないので、まずはマスキングテープを片側に貼り、レジンを薄く流し込んで底を作る。
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    つまようじでフレーム全体に伸ばしていく。なるべく空気が入らないようにするのがポイントだが、小さな気泡はそれ自体が二度とできないデザインとなるので、あまり気にする必要はない。
    余談だが、ここに虫や植物でも入れればコハクに閉じ込められた古生物のように見えるので、男性でもアイデア次第ということだ。
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    一度、底の部分を硬化させるために紫外線を照射する。面倒なので以下「焼く」と表現しよう。
    とはいえ熱くなるわけではない。あくまでもフィーリングだ。
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    焼いている間に、上にのせるレジンに色を付ける。
    透明なレジンに好きな色を混ぜるのだが、記者はグラデーションにしたかったので一部分だけを混ぜた。
    ちなみにグラデーションは結構難しいとの事だったが、失敗しても自分だけのオリジナルだ。
    色はコバルトブルーを使用した。
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    さらに、間に埋め込むシートをいろんな柄から選んでハサミで切り取る。
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    焼き上がった底の上に、色を付けたレジンを流し込んでいく。
    ここで失敗するとグラデーションは無残なことになる。
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    何となくいい感じに流し込めた。
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    また焼く。
    焼き時間はものの数分なので、さっさとデザインを頭のなかで考えることにする。
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    焼き上がったら、その上に切り取っておいた柄シートや、千代紙、金ぱくのようなものを乗せていく。
    これでデザインが決まる。
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    デザインが固まったら、さらにその上に透明レジンを盛る。
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    さらに焼く。
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    最後は、マスキングテープを剥がして底の部分を表と同様になるように透明レジンで盛る。
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    最後の焼き。
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    こうして完成した。
    グラデーションは初めてやったとは思えないと、お店の方から絶賛を得た。
    つまり、初心者でも頑張ればうまく作れるということなのだ。
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    裏面から光をかざして、表面にストロボをたいて撮影した記者オリジナルチャーム。
    非常に満足のいく出来だった。
    若い女性ならもっと趣向を凝らした可愛らしい物ができるのではないだろうか。
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    続いて、2作品目は『トワコロン』ビーズで作るブレスレット型腕時計。
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    工作そのものは簡単なので、子供が腕時計を作りながら、パパやママはUVレジンに挑戦する等、親子で楽しむことができる。
    時計そのものと、バンドの基礎となるゴム、星や花、バンド本体のパーツを組み合わせるだけ。
    ただし、色は豊富にあるので、組み合わせ方により雰囲気が全く異なる。
    シックにもできるし、パステル調にも仕上げることができるし、幻惑的なパターンまでお好み次第。
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    取材時に小学生の女の子が、髪留めバンドを作っていた。
    記者のUVレジンを見て「おー!かわいい!」と驚いていたが、髪留めバンドもキットがあるのでお店の方の指導のもとで簡単に作ることができるようだ。
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    上級者となると、写真のようにグミキャンディをレジンで密閉してしまうという技も。とりあえず自分だけのオリジナルを作ってみて、アイデアをお店の人にぶつけて相談してみると良いだろう。
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    個性が大切にされる時代だからこそ、世界に一つだけの完全オリジナル手作り品で自分自身を主張してみてはいかがだろうか。

    ※写真は全て記者撮影

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    (執筆者: 古川 智規) ※あなたもガジェット通信で文章を執筆してみませんか

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