今週公開の怖い映画をご紹介します。
今週は、フルCGアニメーション・シリーズの最新作『バイオハザード ヴェンデッタ』が公開に。人気ゲーム『バイオハザード』の世界観をベースに、歴代ゲームに登場した⼈気のキャラクターや、映画オリジナルの新キャラクターたちが壮絶なバトルを繰り広げるこのシリーズ。『THE NEXT GENERATION パトレイバー』の辻本貴則が監督を務め、言わずと知れた『呪怨』シリーズの清水崇がエグゼクティブプロデューサーを務めております。辻本監督が『バイオハザード』の醍醐味であるアクション要素を活かし、清水監督が恐怖描写を盛り込んでいったというこちらの作品。そんな清水監督と、カプコンの小林プロデューサーのインタビューを公開していますので是非ご覧ください!
記事:『バイオハザード・ヴェンデッタ』清水崇&カプコン小林Pインタビュー「フルCGアニメでホラーもアクションも人間ドラマもやる」
そして今週はもう一作。Pixiv発のアイドルグループ『虹のコンキスタドール』が主演するゾンビ映画『聖ゾンビ女学院』が公開に。監督は、数々の作品でガンエフェクトを手掛けてきた新鋭・遊佐和寿。脚本を、楳図かずお自伝的ホラー『マザー』や『富江アンリミテッド』の脚本を手掛けてきた継田淳が務めており、アイドルホラーと見くびっていると「おおっ」となる、ひねりのある物語に仕上げておりますッ。
それでは今週も、いってらっしゃーい!
予告編が表示されない方はホラー通信の記事をご覧ください – http://horror2.jp/19028
『バイオハザード ヴェンデッタ』 5月27日公開
<ストーリー>
対バイオテロ組織「BSAA」のクリス・レッドフィールドは、ある情報を基に、武器密売組織の拠点である謎の洋館へ突入する。探索の最中、クリスは国際指名手配犯であるグレン・アリアスと対峙するも、信じがたい光景を目の当たりにし、結果アリアスを逃してしまう。一方、元ラクーン市警の特殊部隊「S.T.A.R.S.」の一員だったレベッカ・チェンバースは、現在は大学教授として、「死者が甦り、凶暴化する」という不可解な事件の調査、研究に携わっていた。事件の調査により、「新型ウィルス」が関係していることを突き止めた彼女は、治療薬の開発に成功。その直後、研究所が何者かに襲撃され、レベッカは死の危険にさらされてしまう。
協力を求めるため、新型ウィルスが関わる事件を最もよく知る人物、アメリカ大統領直轄のエージェント組織「DSO」所属のレオン・S・ケネディのもとへ向かうクリス。再会を果たした二人は、アリアスの真の目的が“バイオテロ”だと掴み、その策略を阻止する為、彼を追いニューヨークへと向かうのであった。
上映館:ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国
リンク:映画公式サイト
『聖ゾンビ女学院』 5月27日公開
<ストーリー>
新型ウィルスによって、人肉を喰らう死者=通称“ギンプ”が大量発生し、文明の99%が絶滅した世界――。とある学園に、ひたすら戦闘訓練に励む7人の少女たちがいた。家族をギンプに殺された孤児であり、外の世界をまったく知らない彼女たちは、未来を託された人類復興の光ともいえる存在だったが、ある事件を機に、学園に対する疑惑を募らせる…。
上映館:シネマート新宿
リンク:映画公式サイト