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「剛力ジュンが、原作ファンを過激に挑発」超映画批評で『ガッチャマン』4点(100点満点中)
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「剛力ジュンが、原作ファンを過激に挑発」超映画批評で『ガッチャマン』4点(100点満点中)

2013-08-22 20:30
    ガッチャマン

    ネットユーザーにはそれなりにおなじみだと思われる『超映画批評』というサイトがある。

    サイトの説明文によれば、「映画批評家の前田有一が、新作映画を公開直前にネタバレ無しで毒舌紹介する批評サイト」で、かつてはあの永遠の迷作『デビルマン』に2点をつけたことがあるサイト。“デビルマン”でググれば数番目にヒットするサイトだったりする。

    さて、そのサイトが8月24日公開の映画『ガッチャマン』に100点満点中4点をつけたということで話題になっているようだ。『ガッチャマン』は往年の名作アニメの実写版で、主役の大鷲のケンはシンケンレッドでおなじみの松坂桃李さん、ヒロインの白鳥のジュンは我らが剛力彩芽さんで「また剛力か」とキャスティングの時点からして話題になっていた。

    8月22日にアップされた『超映画批評』のガッチャマン評によれば、「剛力ジュンが、原作ファンを過激に挑発」とのことで

    http://movie.maeda-y.com/movie/01777.htm

    70年代に放映されたアニメ「ガッチャマン」は、小林亜星作曲の熱い主題歌や科学忍法「火の鳥」などスタイリッシュな見せ場、クールなキャラクターといった魅力で人気を博した。特徴的なのは、当時の子供向けアニメとしては珍しく社会問題を扱ったりと意欲的な作風だったこと。子供向きアニメだからと馬鹿にせず、真摯に作品(脚本)の質を高めようとの気概がそこにはある。だからこそ長い年月にさらされても、高く評価されているわけだ。

    ところがこの実写版は、そのどれも継承しないという、いささか挑発的な態度で原作ファンに戦いを挑む。

    ガッチャマンたちはえらくラジカルな思想を持っており、一人を救うためなら一千万人がどうなろうとかまわない、とのトンデモない価値観で戦う斬新なヒーロー。これには福田赳夫元首相もびっくりだ。

    と、なかなか辛辣である。そして

    内容の4割くらいは彼らヒーローが語る青臭い中二病的理屈を聞かされ、のこり6割は剛力彩芽演じるジュンの、ケン(松坂桃李)に対する横恋慕で構成される。

    このジュンは色狂いの設定になっているのか、はたから見るとケンとどうすればヤれるのか、そんなことばかり考えているように見える。映画のほとんどはこの剛力さんの一人ラブコメを楽しむ形になる。

    おまけに彼女の毒舌ぶりが半端ではない。たとえばケンの元カノが死んだ話を聞いた時、だからケンは彼女を忘れられないのかと意気消沈するが、それが実は他の男の彼女だったと知るや開口一番「なんだ、よかったぁ♪」とのたまう。他人の死より自分の恋の方が大事なスイーツジュン、である。

    とも評している。点数は4点であるが、色狂いスイーツ設定の「剛力さんの一人ラブコメ」とやらを逆に観てみたくなったという人もいるのではなかろうか。

    ※画像は映画『ガッチャマン』公式サイトより引用

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