「新たな地球の支配者が決する瞬間」=「新世紀」を描く究極のディザスター・アクション超大作『猿の惑星:新世紀(ライジング)』が、いよいよ9月19日(金)に日本公開となります。
本作で描かれるのは、天性のリーダーシップを備えた猿のシーザーが、仲間を率いて人類への反乱を起こした10年後。より勢力を拡大し、手話と言語を操る猿たちは、森の奥に文明的なコミュニティを築く一方で、人類のわずかな生存者グループは、荒れ果てた都市の一角に身を潜め、希望なき日々を過ごしていた。そんなある日、人間たちがエネルギーの資源を求めて猿のテリトリーに足を踏み入れたことから、一触即発の事態が勃発していきます。
「作品にはしばらくの間、猿しか登場しない。そして冒頭20分で突然猿が人間と遭遇する。森には銃声が響き渡り、平和な猿の世界は突如壊れ始める」こう説明するのは、前作「猿の惑星:創世記(ジェネシス)」で、高度な知能を獲得した猿のシーザーを熱演したアンディ・サーキス。
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猿を演じるということに対して、人間が猿を演じられるわけがないという疑問があるかもしれません。しかしそれを可能にしたのが、世界有数のVFXスタジオ“WETAデジタル”とキャプチャースーツを着たアンディ・サーキスです。キャプチャースーツを着用することにより、頭や顔、身体に付けられた印や、頭上についたカメラで感知された表情や動きを、デジタルデータとしてパソコンに取り込めるようになる。つまり、アンディ・サーキスが右腕を上げれば、それが画面上の猿にそのまま反映されるのです。
アンディ・サーキスは、この優れたパフォーマンス・キャプチャー技術によって、恐れることなく猿になりきれると言う。「これはパントマイムとは違って、体の動きだけでなく内面を表現できる。アップショットも問題ないし、思い切り役になりきる勇気をくれるんだ」通常、パフォーマンス・キャプチャーはCGを合成するためにグリーンバックを敷いて室内で撮影されることが当たり前だったが、本作では実に95%以上がバンクーバーの森の中やニューオリンズの郊外でロケ撮影がなされるという驚きの事実が。
「パフォーマンス・キャプチャーは技術革新をし続けている。作品のニーズに合わせて常に新技術が開発されている。作品ごとに異なる解決策が必要とされ、常にもっと高いレベルの技術が求められるんだ」と語るサーキス。これまでに「ロード・オブ・ザ・リング」3部作(01・02・03)のゴラム役、「キング・コング」(05)でコング役、そして前作「猿の惑星:創世記(ジェネシス)」(11)でシーザーを体現し、今やモーション・アクターの第一人者となったアンディ・サーキスと、前述の全ての作品でサーキスと組んできたWETAだからこそ可能になった<革新的な映像世界>と極限のドラマとアクションを是非劇場で堪能してみては?
壮大なる“起源”から、想像を絶する“新世紀”へ。このうえなく深い共感と圧倒的なスリルを呼び起こすドラマ、極限までスケールアップを遂げたアクションの果てに、地球の新たな支配者が決する運命の瞬間を目撃せよ!
『猿の惑星:新世紀』アンディ・サーキスが語るキャプチャー技術の進歩
https://www.youtube.com/watch?v=5-sEtv9IT3c
『猿の惑星:新世紀』
http://www.foxmovies.jp/saruwaku-r/
(C)2014 Twentieth Century Fox
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