3月11日に配信された大好評企画『居酒屋はくえい』では、HAKUEIと同じ個人事務所の後輩、鬼龍院 翔(ゴールデンボンバー)がゲストに登場! 予想通り、爆裂トークで大いに盛り上がったようだ。ここでは配信前の時間を利用して、お二人を招集。出会いからプライベートでの交流まで、秘蔵エピソードを交えながら、お互いについてじっくり語ってもらった。異なる個性の彼らが、どんな持論を展開するのか……。じっくりお楽しみください!
Interview:海江敦士
ステキなアーティストさんは、ただただ見ていたいので、対バンすらやりたくないんです。(鬼龍院翔)
――プライベートでの交流エピソードもたくさん出てきましたが、その中で「ふたりで何かやってみようか」みたいなアイデアは出てこないんですか?
HAKUEI:一度同じイベントに出た時に、1曲だけライブでセッションしたよね。「リンダリンダ」だったかな?
鬼龍院:敢えてヴィジュアル系じゃない曲を選びました。
HAKUEI:あれ、すっごく盛り上がったよね。改めてこの曲のパワーって、すげぇなって思った。
――いいセンスですねぇ。ライブじゃなく、コラボで何かやってみようみたいな話はしないんですか?
HAKUEI:そういう話はあまりしないね。
鬼龍院:しないですねぇ。僕自身、尊敬するミュージシャンの方はたくさんいるんですけど、そこに僕のエキスを混ぜることは考えつかないです(苦笑)。だから、ステキなアーティストさんは、ただただ見ていたいっていうか。対バンすら、あまりやりたくないんですよね。もちろん、オファーがあったらありがたくお受けしますけど、基本的に僕って自己評価が低いんですよ。自分のこともそんなに好きじゃないですし……。逆に活動の方向性が真逆なヤツに自分を混ぜる方がいいかなって思います(苦笑)。例えば、猫かぶって全然汚いことを言わないような男性アイドルとの対バンだったら、もう思い切り汚いことをやってやりますけどね(笑)。あ、人の嫌がることをするとかじゃないですよ。イベントの空気をブチ壊すくらいのインパクトを残したい気持ちはいつもあるんで。
HAKUEI:面白いよね~、ホントに。
――HAKUEIさんは直感で面白そうと感じたら、割と人を巻き込むタイプですよね。
HAKUEI:まぁ、イベントに呼ばれることもそんなにないんですけど(苦笑)。誘われたら割と前向きに考えますよ。
――でも、そこで危機察知能力も働きますよね?
HAKUEI:いや、そこは考えずに飛び込むタイプだよ。僕のことをあまり知らない人の前でライブするのって結構好きなのよ。だから海外でやるのも好きだし、アニソンのイベントに出るのも楽しいし。一度、バーレーンっていう中東の国でライブをやったことがあって――。
――すごいですね! 中東ってなかなか行く機会がないと思いますが……。
HAKUEI:すごかったですよ。F1サーキットの施設の特設ステージでライブしたんだけど、たぶんロックバンドの人がライブしたことって、あまりないみたいで。エミネムとかマイケル・ジャクソン、エリック・クラプトンのライブはあってもね。でも、僕らのステージにはすごく人が集まってて。で、開演直前には、その国で有名な司会の人が盛り上げて紹介してくれたんで、「いくぜ~!」みたいな感じで出たら、みんなキョトンとしてるんですよ(苦笑)。
――煽りが通じなかったと(笑)。
HAKUEI:みんな髭はやして白い服を着た人ばかりでね。そこで“あれ?”と思って、さすがに不安になったけど、結局、そこのお客さんとしては、どう反応していいのかわからなかったんだよね。たぶん僕が怒ってるのかなって思ってたみたいで。それに気づいたから、これまでやったことのない「セイ・イエ~!」とか掛け合いをしてみたら、「イェイ!」って返ってくるんですよ。これだ!と思って(笑)。それで、バラードでは普段、絶対にやらないけど、手を左右に振ってみたりしてね。それでつながってきたんで、最後の激しい曲になったらブワーッて盛り上がった!
鬼龍院:素晴らしい経験!
HAKUEI:それまで現地のスタッフも冷たかったのに、ライブが終わったらみんな寄ってきて、写真撮れサインくれって。
鬼龍院:ステキですね! いい話……。
HAKUEI:音楽っていいなって思いました。
――場数踏んでますね! さすがです。キリショーさんに、こういう海外ライブの話がきたらどうしますか?
鬼龍院:仕事で海外は行きたいですね。
HAKUEI:ジャパン・エキスポは行った?
鬼龍院:行きました。8年くらい前ですけど、帰りの飛行機が飛ばなくて……すごくつらい思い出ですね(苦笑)。ライブもさほどウケなくて……。僕らの腕が足りなかったというか、お客さんにあまり理解してもらえなかったんですよ。自分達がやってることって、やっぱり普通じゃなかったのかなって。そもそも当時は海外ライブの経験もなかったですしね。それ以降は経験も積んだんで、またやれたらいいなって思います。でも、海外からのオファーってないんですよ、これが。
――意外ですね。すごくわかりやすいのに。
HAKUEI:そうだよね。見たら誰でもわかるのに。
鬼龍院:ぜひオファーをお待ちしてます! 絶対に笑わせる……って、笑わせるためにやってるわけじゃないですけど(苦笑)。そういえばサマソニに出た時、ステージのそでにいた外国人スタッフはゲラゲラ笑ってました。
HAKUEI:はははは! 面白い!
鬼龍院:スイカを食うか、キャベツを刻むネタのどっちだったか忘れましたけど、それを見て笑ってました。それを見て、伝わるんだって実感しましたから。
HAKUEI:たぶん、ジャパン・エキスポってアニメ好きな人が多かったからわかりにくかったんじゃない? やっぱりロック好きな人達には伝わると思うよ。
鬼龍院:それが型破りだということをすぐに理解してくれるんですかね。
HAKUEI:うん。もしかしたら世界的に大ヒットするかもしれないよ!
――では最後にお互いへの応援メッセージをお願いします!
鬼龍院:バンドマンって、いろいろなことを維持するのが大変だと思うんです。でも、HAKUEIさんって、僕らが理想とするバンドマン体型をずっと維持されているじゃないですか。その努力も大変だと思うんですが、僕らが音を上げている場合じゃないって思いますね。もちろん音楽活動もずっと続けていただきたいんですが、あの体型もずっとキープして欲しいです。バンドマンの理想の体型なんで!
HAKUEI:ありがとうございます(笑)。
――じゃあ、HAKUEIさんからキリショーさんにひと言!
HAKUEI:とはいえ、もう何も言うことはないですけどね(笑)。
鬼龍院:まぁ、僕らもやりたいことはやってますし(笑)。
HAKUEI:強いて言えば、このままブレないでいることがカッコいいんだなって思います。あとは……さっき海外の話題が出たから言うけど、世界的に売れて欲しいなって。例えばですけど、ゴールデンボンバーが日本のヴィジュアル系バンドとして海外でブームになったら、また面白くなるんじゃないかって気がするな。
――いいまとめになりましたね! おふたりとも、ありがとうございました!
【第一回目はこちら】https://ch.nicovideo.jp/club-Zy/blomaga/ar1883581
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■HAKUEI INFORMATION
●PENICILLIN Mini Album「九龍頭 -KOWLOON HEAD」絶賛発売中!!
九龍頭 -KOWLOON HEAD-[初回盤]
PHY-19001
九龍頭 -KOWLOON HEAD-[通常盤]
PHY-19002
●PENICILLIN LIVE 2020「新しい宿」
PENICILLIN TOUR「新しい宿」は、
政府からの緊急事態宣言を受け、全公演の延期を決定いたしました。
(5月7日(木)新宿LOFTは再延期となります)
【公演延期】
4月24日(金)新宿BLAZE
4月26日(日)新宿ReNY
5月07日(木)新宿LOFT (4/5の振替公演)
「延期(振替)日程」及び「払戻し」詳細は現在調整中につき、
後日改めてオフィシャルサイト等でご案内いたします。
現在お手持ちのチケットは、振替公演への入場、払い戻しに
必要となりますので、大切に保管してください。
開催直前でのご案内になりましたことをお詫び申し上げますと共に、
何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。
●PENICILLIN FAN CLUB TOUR 2020 QUARTER DOLL PREMIERE NIGHT at LAKE BIWA
日にち:2020年5月16日(土)〜17日(日)
行先:ロイヤルオークスホテルスパ&ガーデンズ
イベント内容、お申し込み方法などはホームページにて。
●The Brow Beat 3rd ALBUM『Adam』発売中!!
●The Brow Beat 2020年全国ツアーのファイナル公演の模様を収めたDVD
「The Brow Beat Live Tour 2020 “Adam” 2020.02.22(仮)」6月30日(火)発売決定!
●The Brow Beat POPUP SHOP『Adam』開催開催中!
パネル展、バックドロップ、衣装などの展示!
詳しくはオフィシャルHPをご覧ください。
https://thebrowbeat.jp/
■ゴールデンボンバー インフォメーション
●最新アルバム「もう紅白に出してくれない」発売中
[CD+DVD] ¥3,300+税 EAZZ-5017
[CDのみ] ¥2,700+税 EAZZ-5018
新元号に合わせて制作した「令和」含む全15曲を収録。
DVDにはゴールデンボンバーが体当たりで挑戦した企画を収録!
01. 祝!紅白落選 イイ波乗りてぇ!人工波でサーフィンに挑戦!
02. やったことないことやってみようシリーズ 催眠術ってホントにかかんのか!?「ザ・催眠」
オフィシャルサイト:http://pc.goldenbomber.jp
東京都新宿区西新宿7-2-5 TH西新宿ビル6階
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