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REITA(the GazettE)超ロング・インタビュー! 第1回(全4回) 「精神的に参ってきて、気持ちが落ち込んでしまうときがあって。このままだとヤバいなと思って、朝の5時とかに起きてランニングにいったりしました。(REITA)」
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REITA(the GazettE)超ロング・インタビュー! 第1回(全4回) 「精神的に参ってきて、気持ちが落ち込んでしまうときがあって。このままだとヤバいなと思って、朝の5時とかに起きてランニングにいったりしました。(REITA)」

2021-05-24 18:00
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    コロナ禍により昨年3月10日に予定していた18周年記念ライブ【18TH ANNIVERSARY DAY/6576】を中止することを決めて以降、ずっと沈黙を続けていたthe GazettE。だが、長い空白の間も彼らは休んでいたわけではない。その証となるニュー・アルバム『MASS』が5月26日にリリースされる。最新のthe GazettEの魅力が詰め込まれた同作を聴くと、彼らの音楽やバンドに対する熱意が全く薄れていないことを感じ取れる。

    コロナ禍の日々や沈黙の裏側にあったthe GazettEの思い、新作『MASS』についてなど、様々なことをREITA(b)に話してもらった。


    Interview:村上孝之


    ――まずはコロナ禍が起こった昨年のことを、お聞きしたいです。昨年2月後半くらいからコロナ禍の影響でライブやイベントなどが相次いで中止/延期になり、the GazettE310日に予定していた18周年記念ライブ【18TH ANNIVERSARY DAY/6576】も中止となりました。そのときは、どんなことを感じましたか?

    REITA昨年の2月頃から国内のコロナ感染者が増えていったんですよね。これからちょっと大変な感じになっていくのかなと思ったけど、ライブができなくなることまでは想像していなかった。「もしかしたら、3月はヤバいんじゃないか?」みたいな話をしつつ心の中ではいけるだろうと思っていたから、ライブに向けて練習も始めていたし、身体作りとかもしていたんですよ。

     でも、中止することになってしまった。やる、やらないを話し合ったりすることもなく、やらないという選択肢しかなかったんですよね。コロナに目を瞑って強行しようと思えばできたかもしれないけど、大勢の人を集めてライブをするということには社会的な責任もあるじゃないですか。だから、やろうという気持ちにはならなかったです。


    ――正しい選択をされたと思います。3月以降も事態は悪化していき、4月に最初の緊急事態宣言が発出されて、世の中は“STAY HOME”期間に入りました。当時は、どんな日々を過ごされていたのでしょう?

    REITAもう、超STAY HOMEでした(笑)。ジムとかも休業になったんですよ。だから、本当に外には出なかった。食材を買いにいくくらいで、外出は一切しなかったです。新しいアルバムに向けた制作をしていて、あとは家でできるトレーニングをしていました。ベースはかなり弾いていて、ベースかフィジカルかという日々でしたね。ゲームもほとんどしなかったし、映画も1本も観なかったんですよ。

     4月の間くらいは外に出なくても大丈夫だったけど、5月とか6月くらいになると精神的に参ってきて、気持ちが落ち込んでしまうときがあって。このままだとヤバいなと思って、朝の5時とかに起きてランニングにいったりしました。その時間帯は誰もいないから迷惑にならないし、安全だろうと思って。それが気分転換になって、なんとか乗り越えられたという感じです。


    ――アーティストの中にはコロナ鬱になってしまった人や、いろいろなことを考えて音楽から離れることを決心された方などもいました。REITAさんが、そういう状態にならなくて、本当に良かったです。

    REITAそういう気持ちになったというのもわかりますけど、自分は音楽をやめようとは思わない。音楽を続けたいという気持ちの原動力になっているのはライブですよね。こんなに長い間ライブができなくなるとは思わなくて、ライブができないのが本当にツラい。でも、いつかはできるわけじゃないですか。そのために耐え忍んでいるんです。

     the GazettEのファンの人の中では横浜アリーナ(2019年9月23日)で時は止まっているから、たとえば2年ぶりとかにライブを観たときに、そこから動きだすことになりますよね。その2年間に俺らは歳を重ねているわけで、それを感じさせないようにしたいんです。それがモチベーションになってベースを弾くし、身体作りも続けていて、音楽から離れようという気持ちにはならないですね。


    ――思うように活動できない間もストイックに再開に向けて準備をしていた人と休んでいた人の差が、今年ははっきり出るような気がしています。

    REITA出ると思う。ライブをやったときにすごくわかると思うんですよ、それまでの間なにをしていたかというのが。俺らの中にはライブを再開したときにブランクを感じさせないだけじゃなくて、進化した姿を見せたいという思いがあるんです。ただの空白ではなかったんだよということを示したい。だから、そこに向けた準備を怠らないようにということを昨年はずっと意識していたし、それは今も変わらないです。


    ――進化したthe GazettEの姿を見れる日が遠くないことを願います。話を昨年に戻しますが、コロナ禍が予想以上に長引いていることを受けて、6月頃からオンラインを使った発信を始めたアーティストも多かったです。自分達も、そういうことをやろうかという話にはなりませんでしたか?

    REITAメンバー内で、配信ライブをやろうという話が出たことは1回もないですね。配信とかはないだろうというのが暗黙の了解みたいになっていました。 俺個人としては、ライブというのはファンが目の前にいて初めて成り立つものだと思っているんです。お客さんがいない状態で演奏するのは、俺にとってはライブではない。カメラしかいない中で、いつもと同じ熱量で演奏できるのかというのもあるし。ミュージック・ビデオを流すんじゃなくてライブを配信するわけだから、実際に会場で観ているときと同じ熱量を画面から感じさせないといけないですよね、お金を取る以上は。

     でも、俺は目の前にファンがいなくて、カメラしかない中で、いつもと同じ熱量を出せる自信はない。だから、やっぱり配信ライブはできないなと思っています。


    ――the GazettEは無観客の配信ライブでもクオリティーの高いものを見せることができると思いますが、違和感があるんですね。

    REITAありますね。もう長い間バンドをやってきているけど、俺は今でもライブをするのが楽しみなんですよ。でも、無観客の配信ライブだったら、その日に向かって気持ちが上がるということはないと思う。そういう内面が絶対に画面越しに出てしまうし、出たときにその映像が一生残るじゃないですか。それで、後々普通にライブができる世界に戻ったときに、やらなきゃ良かったな…と思うような気がする。そういう怖さがあるんですよね。

     配信ライブをやっている人達を批判する気は全くないんですよ。ファンに淋しい思いをさせないようにがんばっているわけだから凄いと思う。でも、なかなか自分達にはできるものではなかったなというところですね。


    【第一回目はこちら】https://ch.nicovideo.jp/club-Zy/blomaga/ar2022590

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    the GazettE INFORMATION   

    the GazettE 

    NEW ALBUM 『MASS

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    2021.05.26 OUT 



    2018年には北米・南米・EU・アジアなど全世界・全61公演に及ぶワールドツアーを開催するなど、国内だけでなく海外でも非常に高い人気を誇るロックバンドthe GazettE。 彼らの待望の新曲「BLINDING HOPE」(読み:ブラインディング・ホープ)が、バンド結成19周年の2021年3月 10日にストリーミングとダウンロードで全世界リリース!! 


    昨年のコロナ禍の影響でライブが中止となった後、長く沈黙を貫いていたが、2021年1月29日に突如、新曲とニューアルバムに関するトレーラー映像を公式YouTubeチャンネルで公開し、世界中のファンから大きな驚きと熱狂的な反響を巻き起こした。


    そして遂に2021年5月26日には記念すべき通算10枚目となるニューアルバム『MASS』をリリースする。 the GazettEのフルアルバムのリリースは実に3年ぶりとなる。待望のニューアルバム『MASS』は4種類の仕様で発売される。


    世界の有り様が大きく変化した2021年、満を持して放たれる最新型the GazettEサウンドとバンドからのメッセージ。その全貌が遂に明らかになる。


    the GazettE 『MASS


    01. COUNT-10(instrumental) 

    02. BLINDING HOPE 

    03. ROLLIN' 

    04. NOX 

    05. HOLD 

    06. 濁

    07. THE PALE 

    08. MOMENT 

    09. BARBARIAN 

    10. FRENZY 

    11. LAST SONG 


    VOCAL:RUKI   GUITAR:URUHA   GUITAR:AOI   BASS:REITA   DRUMS:KAI 


    ALL WORDS:RUKI 

    ALL MUSIC:the GazettE 


    TOTAL PRODUCE:the GazettE 







    ・MASS 【LIMITED EDITION BOX A (完全生産限定)

    CD+Blu-ray+特製アートブックを同梱した豪華BOX仕様

    10,500円(税込) SRCL-11770~11772 

    [CD収録内容] 全11曲

    [Blu-ray収録内容] “BLINDING HOPE“MUSIC VIDEO+Making of “BLINDING HOPE“ MUSIC VIDEO 


    ・MASS 【LIMITED EDITION BOX B (完全生産限定)

    CD+DVD+特製アートブックを同梱した豪華BOX仕様

    10,500円(税込) SRCL-11773~11775 

    [CD収録内容] 全11曲

    [DVD収録内容] “BLINDING HOPE“MUSIC VIDEO+Making of “BLINDING HOPE“ MUSIC VIDEO 


    ・MASS 【初回生産限定盤】

    CD+DVD 2枚組仕様

    4,600円(税込) SRCL-11776~11777 

    [CD収録内容] 全11曲

    [DVD収録内容] “BLINDING HOPE“MUSIC VIDEO+Making of “BLINDING HOPE“ MUSIC VIDEO 


    ・MASS 【通常盤】

    CD only 

    3,300円(税込) SRCL-11778 

    [CD収録内容] 全11曲


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