Ryuji / HAKUEI
*紙面にはライブレポート写真が何点か掲載されております。
The Brow Beat Live Tour 2023 "The Five Senses" 愛知公演2DAYSの初日、5月24日(水)名古屋DIAMOND HALLの模様をここにお伝えしよう。
会場では開演はまだかと心待ちする沢山のお客さんで溢れ返っていた。
客電が暗くなり、SE(アイリス2017)が流れ、サポートメンバーの”Narukaze”、”CHIROLYN”、“かどしゅん”が登場した後、最後にRyujiが登場、SEからの1曲目の『アイリス』、そして2曲目の『ジセイノク』と続いていく。
Ryujiの「はじまりました!」の一言に、お客さんも待っていましたと言わんばかりに手を上げる!
そして3曲目は『Scarlet Syndrome』を歌いあげてスタートのブロックが終了。1回目のMCへ!
この3曲はサビのメロディが際立つ、グッドメロディな曲達。Ryujiの甘い声とマッチし、3曲でお客さんをThe Brow Beatの世界へといなざった。
最初のMCでは、「名古屋初日、CHIROLYNさんの栄養ドリンクを勝手に飲んだから元気です!みんなも元気無かったら栄養ドリンク買いに行って良いよ!」と、Ryujiがひと笑い入れた。
「名古屋行けますか!」と煽った後、こちらもグッドなサビが特徴の『光のアルペジオ』、独特なイントロ、独特な雰囲気で魅了する『Hide and Seek』、そしてRyujiの唄で包み込むバラード曲「ドミノ」と、1回目のMCの後は、とにかくThe Brow BeatのRyujiを前面に押し出して行くブロック。
この時点ではまだステージにHAKUEIの姿は無い。
そして次の曲「Adam」で、とうとう待っていましたとHAKUEIが登場!このミドルバラードの曲で、The Brow Beatの特徴でもあるツインボーカルとなる。
多種多様な表現力のRyujiの良さと、HAKUEIはPENICILLIN等で培ってきた経験と自信、改めてこの2人でステージをしっかり作って行く。
ここで会場の空気を変えに行こうと、Ryujiが「来月から俺家業継ぐんですよ!ラッパーになります!ラップと言ってもサランラップの方!」とこの一言から、激しい「L.R」でガラッと会場の空気を変えてみた。
ここで2回目のMC、「今、8曲目だけど、14曲目ぐらい空気が薄い」とRyujiがお客さんに告げる。それぐらい熱いステージが前半線で繰り広げられていた。まさに間違い無い一言だった。
ここで、ドラムのNarukazeがビートを叩き出し、メンバー紹介がはじまった。今回The Brow Beatのアー写は、サポートメンバーも写ったアー写となっている。今のThe Brow Beatは今日このステージに立った5人がThe Brow Beatなのかもしれない。と、お客さんの空気を見て個人的にそう思ってしまった。
メンバー紹介後、タイトル通り、心の底から熱くなりそうな妖艶な雰囲気をもった「火炎」、次の曲「沙羅羅羅」ではイントロからお客さん全員がジャンプをはじめる。
とにかく後半戦に向けて会場の一体感がさらに加速する。
Ryujiの叫びから去年リリースしたアルバムのタイトルにもなった「404」がはじまり、「離人」、「シンデレラ」と、ここのブロックは完全にお客さんを休ませないヘヴィで激しいブロックが本編終了に向けて続く。
そして本編終了の最後にもって来たのは、2021年にアニメのタイアップにもなった「ハレヴタイ」で本編は終了した。
先に述べたが「ハレヴタイ」は、アニメのタイアップであった事は勿論、曲自体もアニメを見ているかのようなワクワクする曲で、本編は終了しても、まだまだお客さんのワクワクが止まらず、勿論アンコールの声が会場を飛び交う。
そしてRyujiが先に登場し、ブラックジャック連載50周年記念テーマソング 新曲「紡ぐ」からアンコールがはじまった。その後HAKUEI含め、メンバーがステージに揃い、「紡ぐ」を2人で歌いあげる。この新曲は完全なバラードナンバーで、2人のバラードを歌いあげる姿に、壮大と言う言葉だけでは言い表せない、それ以上のドラマチックな展開がこの曲にはあった。
アンコール2曲目は、Ryujiが大切にしている“命を大事にしようという曲”「睡蓮」を歌いあげる。そしていつも終盤で起こる「命は歌に乗り旅をする」「命は風に乗り旅をする」の大合唱は今回も必然的に起こった。
MC明けは、5月31日にリリースする「ラブレター」をここで披露!ミュージシャンのビリビリした心情とファンに向けた想いを綴った歌詞は、タイトルからは予想出来ないような、スピード感、テンポ感で、韻をも踏みまくって客席にぶつける!リリース前のこのタイミングに会場で聴けたお客さんは満足気な顔をしていた。
そしてアンコール最後は、こちらもRyujiの激しい叫びとサビのキャッチーの2面性をもった「Snow White」がはじまり、観客たちによる「ハイホー!!」の掛け合いが始まる。
この日のアンコールは、静からはじまり動に向かって行く目まぐるしい展開。アンコールでありながら、お客さんのボルテージは一向に冷めるはずは無い。
そして「Snow White」が終わると同時に、再度アンコールの声が会場全体に鳴り響く。
なんとWアンコール1曲目は「ラブレター」のType-02にのカップリングにて収録されているhide with Spread Beaverの「ROCKET DIVE」のカバーからスタート!
バンドメンバーにCHIROLYNがいる事もありカバーさせてもらったと言うこの曲は、The Brow Beatのオリジナリティーも活かした絶妙なアレンジになっており、オリジナルのファンの方も喜ぶカバーとなっていた。
そして、今日の1日の最後になった曲は「パラノイド・スター」
Ryuji含め、メンバーがたまらずホールから客席に降りて、お客さんを煽りまくる!
まさに会場が最後の最後でもっとぐちゃぐちゃとなり、客席もステージも最高潮の中、今日の名古屋DIAMOND HALL 2DAYSの初日は幕を閉じた。
とにかくThe Brow Beatのライブには、多種多様なおもちゃ箱のようなライブに、そのおもちゃを無邪気に遊ぶ、子供達のような笑顔溢れる空間が存在していた!
写真:サカイマサト
The Brow Beat Live Tour 2023 "The Five Senses”
5月24日(水) [愛知] 名古屋DIAMOND HALL
セットリスト
M1 アイリス
M2 ジセイノク
M3 Scarlet Syndrome
M4 光のアルペジオ
M5 Hide and Seek
M6 ドミノ
M7 Adam
M8 L.R
M9 火炎
M10 沙羅羅羅
M11 404
M12 離人
M13 シンデレラ
M14 ハレヴタイ
=ENCORE 1=
M15 紡ぐ
M16 睡蓮
M17 ラブレター
M18 Snow White
=ENCORE 2=
M19 ROCKET DIVE
M20 パラノイド・スター
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6月23日(金)18:00 Kaya / NICOLAS
6月26日(月)18:00 千聖 (MSTR Crack6 / PENICILLIN)× 幸也(Kαin) / 【LIVE report】The Brow Beat
6月27日(火)18:00 DAISHI(Psycho le Cému) × KISAKI × 樹威(GOTCHAROCKA)
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2023年5月31日(水) 5th Anniversary NEW SINGLE 「ラブレター」 絶賛発売中!
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