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別冊 club Zy.[vol.9] R指定
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別冊 club Zy.[vol.9] R指定

2013-11-22 19:00
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    撮影:菅沼剛弘 / インタビュー:西村綾乃
    Photographs by Takehiro Suganuma / Interview by Ayano Nishimura
    Hair&Make Up:Kayo Inoue
    協力:スタジオ1(http://www.grand-net.jp/)
    [2012年8月掲載]

    第1回:バンドの代表曲として制作 最新曲「アイアムメンへラ」 バンドマンは社会不適合者?

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    ――まずは、最新シングル「アイアムメンへラ」について教えてください。
    マモ はい。アイアムメンへラは、自分たちのコンセプトでもあります。過去にはタオルとか鏡とか、"アイアムメンへラー"って名付けたグッズを発売したり、自分たちの物販のブランドにもなっているんです。だいぶ定着してきたなと思っていて、ならばいっそのこと、曲にしてみようかなというところから曲作りが始まりました。自分たちの代表曲を作るような思いで臨みました。

    ――アイアムメンへラとはどんな意味があるのですか?
    マモ わたしは、メンへラです(笑)。私は病んでいます。……病んでいる風ですね。人間みんな病んでいるかなと思ってこの言葉を作ったので。

    ――みなさんも病んでる?
    七星 病んでます。くよくよしがちです。

    ――楓さんも「くよくよしちゃう」っておっしゃっていましたが、ここにもくよくよしちゃう方が(笑)。
     そうですね。くよくよを病んでるっていうなら、病んでますね。
    Z 病んでます。
    宏崇 病んでないです。

    ――おぉ、唯一の病んでいない方ですね。みんなを引っ張ってる?
    宏崇 引っ張っていないです。放任しています。

    ――マモさんは?
    マモ 病んで……そうですね。日によりますね。

    ――なぜ、この言葉、この曲を代表曲にしようと思ったのですか?
    マモ 自分らの曲は前向きっていうよりかは、後ろ向きの曲の方が多いんで、ちょうどいいかなと思って。

    ――なんで後ろ向きの曲の方が多いの?
    マモ 頑張れとか言っているアーティストって結構いるんで、それはそっちの専門の人に任せて。

    ――専門(笑)。
    マモ うん。オレらは、別のところで行こうってね。
     (笑)。ネガティブ専門でね。
    マモ そっちの方がリアルだと思うんですよね。

    ――そうね。みんないつも強いわけじゃないからね。
    マモ そうですよね。人間らしさがあると思うんですよ。頑張れ頑張れって言っているよりかは。

    ――聴き手の方から、そういう言葉が寄せられたりしますか?励まされてるとか。
    マモ そう、もらった手紙とかでよく見るんです。オレら頑張れっていうことは言ってないんですけど、「R指定の曲に助けられている。共感できます。R指定の曲があるから生活が出来ています」とか、それぞれ感じたことを書いて来てくれる。そういうものを目にすると、みんなが求めているのは希望とかじゃなくて、自分と同じような痛みを持っているものと、その痛みを分かち合う……、分かち合いたいのかなって思います。

    ――ご自身もそうでした?子どものときとか。
    マモ 子どものとき……。逆にポジティブだったですね。学生じゃなくなってからの方がネガティブになっていった気がします。社会に出れば、いろいろ汚いところも見えるじゃないですか。

    ――へこむね。そんなこと言われたら。
     めっちゃ共感しているじゃないですか(笑)。

    ――うん。「アイアムメンへラ」の歌詞に出てくる『社会不適合者』っていう言葉がね。ずしんと来た。私自身、元は新聞記者をしていたけど組織にはいられなかったから、独立した部分があるんだよね。
    マモ なぜいられなかったんですか?

    ――社会不適合者だったから(笑)。
    マモ (笑)。

    ――社会不適合って、強い言葉だけど、だからグッと心の中に入ってくるよね。そして考えさせられる。まともな人っているの?とか、自分はまともって思っている人が実は一番危ないんじゃない?とか……さ。
     社会不適合者か分からないですけど、バンドをやっている時点でそっちよりかなぁと思いますね。普通の人生ではないと思うから。バンドじゃない、世間に生きている人から見たら、しかもビジュアル系って特殊と見られてしまいがちなジャンルにいると、伝わりにくい部分もあるし、そういう意味では社会不適合者かもしれないですよね。

    ――うん。不適合って何だろうね。
    Z 全員不適合者でいいんじゃないですか。生きている人全員。

    ――全員?
    Z うん。例えば会社の社長だったら、オレが正しいと、やりたいことやっているじゃないですか。その会社の人は、会社の中では正しいかもしれないけど、一歩外に出て広い中で見てみたら、適合できない人になってしまう場合もある。だから全員、不適合者じゃないのかなぁと思います。誰だってみんなワガママだし。
    七星 ということは、したいことしていない人は適合者なのかな? やりたいことしていない人は不適合者ではないんだね。
    マモ そういうことになるね。
    Z オレはそういうくくりでいいと思っている。
    七星 なにこれ、哲学???(笑)
    Z うん。今日はこれぐらいにしておく。
    宏崇 まとめると、この業界は全員不適合者ってことだね。音楽関係なしに、会社員とかしろって言われたら、多分無理でしょうし(笑)。

     
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