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他の脊椎動物に例えないように。
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他の脊椎動物に例えないように。

2013-05-31 03:04
  • 5
小学四年生の頃、人生で唯一の転校を経験した。その頃、どういう経緯だったかは忘れたけど「前田君は頑張り屋さんだね」と担任のうら若き女性の先生に言われた。

そうか、僕は頑張り屋さんなのか…と(まだ)純真だった僕は思ったのだけど(そうして僕は本当は頑張り屋じゃなくて漫画家になりたいですと思ったけど)、まあ何となく褒め方向の言葉であるというニュアンスは感じ取ったので悪い気はしなかった。

しかし頑張り屋さんというのは便利な言葉ですね。結果じゃなくてプロセスを評価しているので、教育には悪くないと思う。じゃ「恥ずかしがり屋さん」とか「照れ屋さん」はどうなんだと訊かれても困りますけど。

この、性格の傾向を形容して「〜屋さん」とのたまう風習は、何を起源としているんだろう。他に「〜屋さん」ってあるかなと考えてみたけど、あとは「笑い屋さん」くらいしか思いつかなかった。これは性格の傾向というよりは、ある種の都市伝説的な職業である。ドリフの全員集合を見て、あはあはと笑い声を収録する、と言うような。

そして、性格の傾向がマイナスの傾向を帯びて来ると「〜んぼ」になるようだ。「けちんぼ」とか「おこりんぼ」とか「食いしんぼ」とか。他に「美味しんぼ」や「チビ黒サンボ」もあるけど、これはマイナスの傾向とは言い難い(冗談を言ってみたかったんです)。なんにしても「〜んぼ」を発音すると唇がちょうど突き出したような形になるので、「なんだよ、けちんぼ」みたいな、不服を表すのにもってこいの言葉である。

「んぼ」というのは「の坊」の変化であると思われるのでまだ良いとしても、性格がもっとめそめそしてくると「泣き虫」とか「いじけ虫」とか、もはや人ではなくなってしまう。「坊」から「虫」はなかなかの生物学的ジャンプである。

「虫」じゃあ急過ぎるからもっとジャンプをマイルドに…と考えて頭に浮かんだのは「犬」とか「ケダモノ」であった。これでは虫の方がなんぼかマシである。まあ難しくも奥深いのが言語というものである。(と無理矢理に稿を締める僕である)
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「手塚治虫」は例えようも無くプラスの方向ですよ!!(言ってみたかっただけです)

No.1 139ヶ月前

「~屋さん」だと、マイナス方面(照れ屋さんとか)でも、言ってる方が好意を持ってるというかマイルドな感じがしますなあ。
坊から虫まで一足飛びで他の哺乳類だと犬とかケダモノになって、鳥とか魚はあまり出てこないですね。
なんとか虫は、「疳の虫」とか虫が人間に影響すると思われていた時代の名残かも。

No.2 139ヶ月前

うーんと(´-ω-`) 虫=無脊椎動物に例えるのはいいけど、犬=人間以外の脊椎動物に例えるなってこと????
タイトル難しいぃぃぃーーー
犬だと、負け犬を一番に思い浮かべるのであんまりよくないですねー。犬好きなのになー。

No.3 139ヶ月前

~屋さんで 今思い浮かべたのは さみしがり屋さん・ 負けず嫌い屋さん(これは違うかな?)
ぼうなら まっさきに 甘えん坊が出てきました(笑)

こういうのて 言い方言葉の置きかたしだいかも?
なんか私はこういった表現能力的に わからず屋さんがあうかもw 

No.4 139ヶ月前

確かに。(笑)言い方、呼び方ひとつで随分ニュアンスも変わってきますよね。
頑張り屋さんのくだりから、まさかケダモノまで話が行くとは想像もしませんでしたが...^^;(笑)

【頑張り屋さん】いい言葉ですね。
努力家、向上心、熱心 etc...ポジティブワードを連想させ、且つプロセスを評価するという非常に前向きになれる&〜屋さん という可愛らしい表現に嬉しくなります。

ソコに山があるから登るんです。山は招くよ〜〜。自分もいつの時も【不屈の登山家】なる【頑張り屋さん】でありたいと...CUTTくんの【頑張り屋さん】な所を見習って精進する日々でありますm(_ _)m

日本語ってキレイ☆

No.5 139ヶ月前
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