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小飼弾の論弾 #228 「水資源問題の切り札フッ素化ナノチューブ、体内のブドウ糖で発電、4630万円誤送金の顛末」
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小飼弾の論弾 #228 「水資源問題の切り札フッ素化ナノチューブ、体内のブドウ糖で発電、4630万円誤送金の顛末」

2022-05-31 07:00

     「小飼弾の論弾」で進行を務める、編集者の山路達也です。
     無料公開部分の生配信およびアーカイブ公開はニコ生・ニコ動のほか、YouTube Liveでも行っておりますので、よろしければこちらもぜひチャンネル登録をお願いいたします!

     今回は、2022年05月24日(火)配信のテキストをお届けします。

     次回は、2022年06月07日(火)20:00の配信です。

     お楽しみに!

    2022/05/24配信のハイライト

    • iPod廃盤と音楽体験の変遷、「マスクがTwitterへ難癖?」
    • Nginx開発者のロシア脱出と「戦争のテクノロジー」
    • 台湾有事とアメリカの関係、変わるスイスの立場、山賊なロシア
    • 「そんなのあり?」な誤送金回収の背景と「ステーブルコインっておいしいの?」「ズッコケな赤松健」
    • 経団連のトホホとフッ素ナノチューブ、「地球のための」遊んで暮らす法
    • 科学ネタ「体内で発電」「レーザーで除草」「火星で地震」

    iPod廃盤と音楽体験の変遷、「マスクがTwitterへ難癖?」

    小飼:(コメントを見ながら)さっそく終わっている、番組が始まった途端に終わっているという、終わっているのがこの番組ではなくて、iPodです。

    山路:iPod、弾さん、iPodはどうです、iPod歴は。

    小飼:iPod歴はよ、一番最初の次のやつで買ったのかな。まだFirewireの頃ですよ、

    山路:私も確かそれを買った、

    小飼:USBになる前のやつを買って、

    山路:でもFirewireっていうことは、Windowsモデルの前ってことか、

    小飼:前っていうこと、Macにしか繋がらないやつも持ってて、でもその後すぐUSBになって、

    山路:そのときって、もうとっくに日本に戻ってますよね。

    小飼:まぁとっくに日本に戻っ、

    山路:2001年ですもんね、

    小飼:2001年だから、いや2001年だから、日本に戻ってきて、あ、中国からね、うん、はいはい、

    山路:確かそのiTunesのソフトウェアのほうが発表されたのは2001年の1月で、iPod本体が発売されたのが2001年の10月とかなんですよね。

    小飼:まだ20年か。まだ20年か、ウォークマンはその前からあるし、今も続いているのにね。いや、だから、ある意味凄いよな、iPodという製品が、もうiPhoneに吸収されちゃったっていうのはすごいよね。

    山路:しかもそれを惜しみなくそのジャンルを切って捨てたという(笑)。その、もうちょっと普通なんていうか、だらだら続けちゃうもんじゃないですか。それ、iPodって名前完全になくすっていうとこはすごいよなと。

    小飼:よく考えたら、ソフトウェアからもなくなっちゃったからね。ただのMusicになっちゃった。

    山路:WindowsのほうはまだiTunesって名前ですけどね。

    小飼:確かに。

    「上位互換で吸収したのか」(コメント)

    小飼:そうなんだけれども、(iPod touchを見せながら)かろうじて見つけてきたのが、一番最初のiPod touch、

    山路:ちっちゃいな、今見ると、

    小飼:起動するかどうかわかんないけれども、でも、初代iPhoneと同じですね、画面の大きさとか。初代iPhoneからセルラーを引くとこれになると。

    山路:2001年の10月って、911テロの翌月なんですよね。発表が。何かその発表会に出た林信行さん、ガラガラだったって、そのとき世界、世間的にはぜんぜん注目されてなかったみたいですよね、本当にiPod。それがこう何て言うのか、いつもの間にか標準になり、標準的な、もうデファクトスタンダードになり、

    小飼:反撃の狼煙だったんですよ、Appleにとって。Macだけで絶対ね、今の隆盛はなかったわけで(笑)。

    山路:あと2003年にiTunes Store、

    小飼:意外に、そんな後だったっけ、

    山路:そうです。最初のうちはなんだっけ、リップ、リップ、バーン、なんかそんなような感じの、CDからコピーして聞き上やがれみたいな感じのやつで売ってましたよね。

    小飼:Rip, Burn, Goかな、ようは持ち歩け、かな。いや、でも僕も最初に買ったiPodは、ほんと外部ストレージというのか、の感覚で、本当に普通の、外付けハードディスクとしてMacからも認識されたので。

    山路:なんか本当に私的にこう、なんか記憶にあるのはポッドキャストが、あの頃ブログとかがはやり始めて、RSSフィードを使って物事を出すようになってきたじゃないですか。それ使ってポッドキャストっていうのを始めたやつがいて、その後、Appleがしれっとなんか自分が作ったかのような顔をして(笑)、はじめから私たちが作りましたけど何か、みたいな顔をして、

    小飼:そもそもMP3プレーヤーにしてからが、ねえ、Appleが始めたものではないじゃないですか。なんだけれども、当時の東芝の小さなハードディスク載せて、1000曲入るようにしたっていうところが画期的だった、

    山路:あれ、東芝のハードディスクが売れなくて余ってたっていうのは本当なんですかね(笑)。

    小飼:かなり信憑性高いと思いますよ。

    山路:なんか、iPodの開発物語ってすごいいろんなストーリーがあったりとかするから、どれがちょっと本当なのかわかんないですけどね。

    小飼:だからSSDがまだなかった頃にあれを、やったというのは今考えると勇気あるなという。

    山路:いやあ、マイクロドライブと同じものかな、違うか、

    小飼:いや、マイクロドライブとは違うです、マイクロドライブっていうのは本当にCFカードに入る。まだ当時はIBMが作ってたんですよね、IBMがやってたやつで。

    山路:そっか、iPodのほうはCFじゃない、本当にモノホンのハードディスクか、

    小飼:iPod miniあたりまでは、くるくる回る円盤が中に入ってたんですけれども、

    山路:iPod miniで初めてフラッシュストレージに、

    小飼:nanoじゃなかったっけ、

    山路:nanoか、nanoでフラッシュストレージか。なんか懐かしい(笑)、

    小飼:それも最後までiPod classicっていうのはあったでしょ、あれけっこう最後までハードドライブ入ってて、割と最近よくある魔改造っていうのは、だからそれをSSDと交換して、テラバイト入るようにしようっていう、

    山路:(笑)え、

    小飼:でもなんかiPod classicをSSD化しちゃうというのは、なんか邪道なような気もする、あのね、たぶん、どこか掘ればね、僕も持ってたはずなんですよ、iPod classic、しかも未開封で。すいません、引っ越しの時から箱の中に入ってる、すみません、すぐ出てこない。

    山路:iPodって、でも迷走した機種とかもありますよね。知ってます、iPod photoとか、

    小飼:iPod photo?

    山路:だったか、なんかその要は、カラー画面になったモデルとかあったじゃないですか、

    小飼:ああ、ソリッドステート載せたのって、shuffleとどっちだったっけな。shuffle気に入ってたよ、けっこう気に入ってたんだけどね、本当に。

    山路:かなり、その元のiPodの近いスタイルで、そのままカラー化して、写真とかビデオが見られるようになったモデルとかがあったじゃないないですか。

    小飼:あー、あったっけ。

    山路:なんていうか、そのtouchの前にあったでしょ、あったでしょ。shuffleとかの前ですよね、だいぶ。本当に時代を変えたなって、ほんと、

    小飼:初めてのAppleデバイスっていうと、こうなると一番廉価でお手軽っていうのは無印のiPodに、ごめんなさい、無印のiPadになるのかな。今無印のiPadっておいくらですか。

    山路:iPad?

    小飼:無印のiPad、無印の、相変わらずLightningで充電するiPadですね。一番安い、

    山路:ああ、そういう意味でね、無印のっていうのは、初代じゃなくって。

    小飼:長らく、iPod touchが、要はiPhoneからセルラーを抜いたモデルというのがエントリーモデルだったわけじゃないですか。それもなくなっちゃったわけでしょ。

    山路:本当にしかし、大胆にそこはモデルを変えてくるよなというのはつくづく。

    小飼:だから、どこから入るっていう、でもな、今や中古のiPhoneとかでは、もっとさらに安いわけで(笑)、タダみたいなもんでしょ、6sとか。ただ、あくまで中古なんだよね。329ドル。

    山路:それにしても、このストレージの安く、ストレージとCPU性能の安くなり方っていうのはすごかったですよね、この20年。

    「今それで視聴中」(コメント)

    山路:っていうのは、iPadってことですか。無印iPadで、ほうほう。

    小飼:初めてのiOSデバイスっていうのは、まぁ、いや、無印のiPadにしても、十二分に高性能だからな。

    山路:音楽の聴き方ってやっぱiPod、iPodが出てから変わりました、弾さん?

    小飼:iPodが、いや、でもそれ以前を思い出すっていうのが、辛くなりつつあるなあ、

    山路:確かに(笑)、できないな。

    小飼:要は一般名詞のウォークマンで聞いてた頃、いや、モノホンのウォークマンは高かったんで、

    山路:わかる(笑)、

    小飼:単なるパチモンではなくて、ラジオも付いてて、録音もできる(笑)、やつでしたね、はじめて買ったのは。

    山路:ちなみに私はiPodの前はMD聞いてましたね。あ、コメントでも「MD」「MDやぞ」ってありますよね。

    小飼:MDの時代があんまないんだよな。

    山路:その後はちょっと出始めのMP3プレイヤーにパソコンからファイルをいちいち、なんかWindowsのExplorerでコピーしたりとかしてた、

    小飼:サブスクリプションのほうがけっこうインパクトというのか、聴き方を大きかったかもしれないね。ほんと、だからApple Musicにしてから、もう持たなくていいんだと思って。いや、でも最初のうちはApple Musicに入ってない楽曲とかっていうのもいっぱいあるし、今だってちょくちょくはあるんですけれども。

    「中島みゆきが全曲持ち歩けて嬉しかった弾さん」(コメント)

    山路:ってあるけど、ただ中島みゆきってまだApple Musicに入ってないっすよね。

    小飼:Apple Musicには入ってない。けれども、手に入れたやつを、iTunes Cloudに入れられると言うので。でもね、一番もう、もうこれで買わなくても良くなったんだっていうのは、東方のzunさんのやつがぽーんと入った時かな。みゆきさんのほうがまだ残ってたりとかするんだけれども。

    「音楽業界に恨まれてるのかな」(コメント)

    山路:いや、中島みゆきの曲が載らないのは、中島みゆきはAmazon Musicのほうでは公開はしてたから、たぶんAmazonが何か独占契約とかでも結んだんじゃないのかな。期間置いて、そういう気がしますけどね。

    小飼:ずいぶん変わったよな、だから、iPod以前っていうのは、こう言うのもなんですけども、機械の変遷じゃないですか。要は部屋の中に置いてあるステレオやvinyl recordが、CDになり、ウォークマンになり、MDになりっていう、そういうハードウェアの変化っていうのはけっこうあるけども、買い方からして変わったわけですよね。

    山路:本当に、CDをそもそも買わなくなったし、あとアルバム単位で聴くということすらしなくなってきたなあ。

    小飼:まぁでも、今でもアルバムという概念はあるんだよね。けっこう、気に入っ、先にシングルというのが、楽曲だけ出ちゃうじゃないですか、だからけっこう後のほうになってアルバムになるんだけど、アルバムに入ってるのを聴くと、ああ、こっちもよかったなというのは。

    山路:だけどこう、1枚をずっと座って、その1枚を通しで聴くって減ったと思いません?

    小飼:かなり減った。かなり減った。

    「アルバムにはA面B面という概念」(コメント)

    山路:そうですよね、A面ってもうたぶん今20代の人にはわからないんじゃないだろうかって気がするけど。

    小飼:そもそもCDの時に、B面がなくなっちゃったんだけど(笑)。

    山路:ちょっとまたIT老人会な話題になってしまいましたが(笑)。プレイリストでかかったよな、やっぱり。みんながマイテープを作ってたのが、当たり前のように皆作るようになったもんな。

    小飼:でも20年で音楽の聴き方をガラッと変えて、自分自身もいなくなってしまうっていうのはすごいね、確かにiPod。いなくなってしまうというのがすごい。

    山路:そこのところがたぶんまぁほかの会社が真似できないところではあるんだろうな。じゃ、ちょっとそのITがらみで、Twitterの話。

    小飼:そういえばよね、ちょうどその頃にONKYOがついになくなっちゃったんだっけ、

    山路:しかし日本のオーディオメーカーってまぁ、なんかねえ(笑)、あんまりこう何て言うのか、冴えた感じの経営をどこもやってなかった気がするんだけど。これ、イーロン・マスクがTwitterを買うと表明してから、その後、

    小飼:あのさ、本当に買うのかな、なんか、いろいろ難癖つけては、結局買えませんっていう方向に持っていくための言い訳にだんだん見えるようになってきたんですけれども、

    山路:結局、運営するのが思ってたよりも面倒くさそうってことなのかなあ、

    小飼:あるいは、最近、市場が全体的にさえないじゃないですか、それだけTwitterの買収のファイナンスが難しくなって、いや、だから結局マスクといえども借金しないといけないので、個人で借金できるのはすごいんだよね。

    山路:32兆円もってんだったらっていう(笑)、

    小飼:今もうすこし、それでも20兆円ぐらいなのかな、

    山路:さすがに1/4、

    小飼:いや、でも「持ってる」ではないんですよ。「の価値がある」、もし今の値段のままで売り払えるのであれば、それくらいの価格になるであろうという、あくまでも見込みなので。

    山路:株価は不確定性原理によって動いてるから(笑)、株価と何とかは同時に観測することができないみたいな。

    小飼:そうそうそう。

    山路:これ、Twitterの、イーロン・マスクが難癖つけてるひとつが、Twitterのbotって本当に5パーセント未満なのかよっていうのがあるんですけど、これbotなんかが何パーセントってことを、どうやってそれは調べたらええねんみたいな、弾さん、そんな問題出されたらどうします? けっこうこれ難しくないですか、そんなの。

    小飼:まぁ建前としては、まず、Twitterの公式クライアント、Web版も含めて、というのは除外できますよね。だから、APIでアクセスしてくるやつを見て、でもそのAPIでアクセスしてくるやつっていうのは、サードパーティーのクライアントとかも含まれるわけです。だから、きちっと出そうと思えば出せるとは思いますよ。ただ、一般の、公式クライアントを使ってても、半分botみたいなこともできますからね、定期投稿とかさ。

    山路:それこそなんていうのか、Webの、Webの自動操縦的なプログラム使ってできますもんね。

    小飼:で、あとアカウントの、むしろアカウントの重複とかっていうのをどうやって数えるんでしょうね。だって複数持てるじゃないですか、公式のやつも。僕は面倒なので、もう1本でやってますけれども。まぁでも、本当はbotもっと多いのだろうっていうのは、どっちかって言うとマスクの難癖に見えますよね。
     もしそうだとしたら、株価操縦の疑いでがSECがアップを始めるかもしれない。本当にだから、買うって言ってて、やっぱやーめたっていうのはね。やっぱやーめたと言うためには、相応な理由が必要で、相応な理由というのはデューデリジェンスをパスしなかったというやつで、そのデューデリジェンスの事項の中に、Twitterのbot率というのがあるというのは、だからこれは、建前としては通る。

    山路:なるほどな。これ、しかし、Twitter側も、その難癖、言われたら、本当にけっこう困るのは困るよなっていう。それこそ、botかどうかっていうのを確実に確かめるんだったら、それこそ公式アプリとかでなんかこう、本当の人間だったら何かコードを入れてくださいみたいな2段階認証であるみたいなこととかさせたら、本当に人間かどうかってことはそれは、

    小飼:でも、それも自動やろうと思えばできるから。

    山路:そうか、それ自体は証明にはならないのか。

    小飼:っていうケチの付け方はできるけれど、でも、とりあえず建前としては公式アプリ系は抜きます、人間としてカウントしますとかっていうのは示せるはず。だから、どの程度きちっと調べて、どの程度、目見当なのかというのは、マスクでないとちょっとわかんないですね、それは何をどこまで公にしてて、どこまで不満なのかというのは。

    山路:会社とか買収する際って、すごいデューデリジェンス重要じゃないですか。

    小飼:はい、ものすごく。東芝はだから、それを怠ったがゆえに、あぼーんしちゃったわけですよね。

    山路:IT企業の場合は、そのデューデリジェンスっていうのはより難しくなるんですか? そうとも言い切れない?

    小飼:あのね、一つ難しいのは、速度が違うっていうところはありますね。

    山路:扱っているつまり商品というか、ユーザー数とかの値ってこと?

    小飼:そういう意味ではなくって、買うって決めます、それで実際に買って統合するまでの速度というのが、やっぱりIT系は速いです、速いっていうことは、だからそれだけデューデリジェンスでの見落としリスクっていうのも高い。

    山路:なるほどね。ちなみにデューデリジェンスって、しっかりその価値を確かめていくっていうプロセスっていうのは、結局何をしてるんですかという。その、何を調べてるんですか、

    小飼:要するにその会社が持っていると思われてるものっていうのは、期待通りの価値を有しているかという、そういうことです。

    山路:たとえば不動産を持ってるっていうんだったら、その不動産、今売ったらいくらになるかみたいなこと、

    小飼:それはかなりわかりやすいほうですよね。でも、IT企業の場合のアセットっていうのは、それよりもはるかにデューデリジェンス難しいでしょう。実際に今、どれぐらいの価値を持っているのか、たとえばTwitterだったら、2億5000万人のアクティブユーザーがいるけれども、一流ユーザーあたり、どれだけの価値を持ってるのとかとかっていうのは、そう簡単には出てこない。

    山路:なんか経営者によって変わってくるだろうしっていう(笑)。

    小飼:いや、だからそれが土地とかだったらどんなに楽かという。

    「のれんってことですか」(コメント)

    小飼:まぁ、そうね、だからITの場合、のれんが占める割合っていうのはものすごい大きいので。

    山路:のれんっていうのはこう、

    小飼:のれんだけではないです。だから、もちろん、たとえば、土地の名義がじつは違ってたとかっていうのが、そういうレベルでもあって、何もかも洗う、建前としてはね。

    山路:のれんっていうのは、無形資産が今、どんだけの価値になってるかみたいな話?

    小飼:そうそうそう。

    山路:不動産とかはのれんとかに入ってこないわけですよね。

    小飼:もちろん。

    山路:あくまでも、知的財産所有権みたいなもんだったりとか、なんかそれこそユーザー、ブランドだったりとか、そんなような話っていうことですよね。

    「マイナンバーの出番」(コメント)

    山路:いや、ここでマイナンバーは関係ないんじゃないですかね(笑)、何だろう。マイナンバーの出番かなっていうのは。じゃあですね、この、ITのほうでもう一つ、ちょっとこれ、ウクライナのほうにもやや関わってくるんですけど。

    「弾さんの資産の計算、難しいが」(コメント)

    小飼:まぁでも、IT企業ほどではないですよ、それよりははるかに簡単だと思いますよ、僕のは。

    Nginx開発者のロシア脱出と「戦争のテクノロジー」

    山路:OSSのプロジェクトにも、ウクライナ侵攻の影がというか、もろに影響を受けているところがあるという、Nginx(エンジンエックス)、Webサーバーでいいんですか、Webサーバーのソフトウェアを開発しているOSSがモスクワに拠点があったんだけど、

    小飼:もともと書いた人がYandexという、ロシアにおけるYahoo!みたいな位置にあった会社があって、そこのために書いたものですから、大元が。

    山路:あ、そうなんだ。

    小飼:そうなんです。で、OSSにしたことで、全世界に使われるようになったと。

    山路:そもそもその何でWebサーバーって、一から書かなきゃいけなかったんですか、Apacheとかいろいろあるじゃないですか。

     
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