ブロマガをご覧になっている皆様、初めまして無垢と申します。普段はドグマさんのファンとして、放送上のコメントや写真投稿などで活動を応援しているものです。

この度はドグマさんからの依頼を受けて、趣味の1つである映画について紹介したブロマガを執筆することになりました。まだまだ尻の青い若輩者ではありますが、よろしくお願いいたします。

 
今回レビューを行う映画は、アメリカで1975年に公開されたホラー映画
悪魔のいけにえ』です。


本作は『13日の金曜日』や『ハロウィン』に先駆けて、スラッシャー(殺人鬼)・ホラーというジャンルを不動のものとした、いわばパイオニア的な作品といえましょう。当時としては目新しい象徴的な殺人鬼“レザーフェイス”の存在、
若者たちが殺人鬼の手によって血祭りにあげられる」というストーリーは、今なおスラッシャー・ホラーのテンプレートとして、様々な作品に影響を与え続けています。


さっそくレビューを行いたいところですが、そのまえにあらすじを紹介させてください。本作はヒロインであるサリーが兄や友人と共に、テキサスにある生家へ車で向かうところから始まります。

(ヒッチハイカー)
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サリーたちは道中で怪しいヒッチハイカーを拾いますが、
このヒッチハイカーこそが本作に登場する狂人“ソーヤー”一家の1人でして、彼がサリーの兄・フランクリンを襲撃したのを機に惨劇の幕が開くのです。


 ひと騒動はあったものの、ヒッチハイカーを追い出して無事に生家へたどり着き、気を取り直して遊び始めるサリーたち。

ここで友人カップルのカークとパムが小川へ遊びに行ったところ、農家らしき大きな家を発見します。実は道中で車のガソリンが切れつつあったので、カークは後々のことを考えて農家にガソリンを分けてもらおうと考えました


さっそくパムと共に家へ訪れた彼は、交渉のために何度も呼びかけますが反応がありません。痺れを切らしたカークは彼女を置いて、思い切って勝手に家の中へ入ることに


先ほどのように声をかけながら家の中へ進むと、突然奥から現れた
怪人・レザーフェイスに撲殺されます。

そう、彼らが訪れた農家の正体は“ソーヤー”一家の家で、プロの手際で誰にも気付かれることなくカークを始末したレザーフェイスは、
帰ってこない彼を心配して家に入ったパムやジュリー(車を運転していた友人)も巧みに殺害しました


(
レザーフェイス)

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 やがて夜が訪れ、いつまでたっても帰ってこない友人を心配したサリーは渋るフランクリンを引き連れて、彼らの探索を開始します。草木に囲まれた夜道を進んでいたところ、
チェーンソーを携えたレザーフェイスが登場し、フランクリンを瞬く間に惨殺。


いきなり兄を殺された彼女は、あまりの出来事に半狂乱になりながら全力で逃走するものの、レザーフェイスも巨体に見合わない速さで追いかけます。


なんとか昼間に寄ったお店まで逃げ延びられたので、そこの優しい店主に救援を頼んだところで、この一件はひとまず安心。・・・かと思いきや、
店主の正体は“ソーヤー”一家の大黒柱・コックで、まんまと捕まってしまうハメに。

(コック)

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 その後、“ソーヤー”一家のキュートなおじいちゃん・グランパを加え、一家そろっての“晩餐”のシーンに。追い詰められたサリーは恐怖が最高潮に達し、ことあるごとに悲鳴をあげます。これでサリーも餌食となって、この物語はバッドエンドで終わるのかと思いきや、まさかのうっかりで彼女を縛っていた拘束が解け、彼女は脱走に成功


ヒッチハイカーとレザーフェイスは慌ててサリーを追いますが、ヒッチハイカーは彼女を捕まえたと思ったのも束の間、光景を見て察した通りすがりのトラックの運転手によって轢殺されます。


続くレザーフェイスの方も、サリーを助けようとする運転手の反撃によって右足を負傷。それでも執念深いレザーフェイスに彼女は追われるものの、後から来た別の軽トラにギリギリのところで助けてもらい、解放感からか狂ったように笑いながら場を去りました。


死体に変わり果てた兄と共に取り残されたレザーフェイスは、
行き場のない感情を発散させるかの如く、チェーンソーを振り回しながら舞ったところで惨劇の幕は閉じます

(グランパ)
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 自分は本作を視聴し、生存本能を刺激するほどの恐怖を味わったと共に、約90分にわたる芸術的な映像に感動いたしました。


至純の恐怖とは何か、その答えが本作に込められていると思います。
スラッシャー・ホラーではありますが、近年の作品と比べるとグロテスクな描写は控えめなので、ホラー映画に入門する作品としてもピッタリといえるでしょう。


続編も作品ごとに異なった面白さがあるので、ぜひ視聴してみてください。

(「チェーンソーの舞」)

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おわり