Omasuki Fightの北米MMA抄訳コラム――今回はボクシング界も巻き込み大騒動! 「マクレガー vs メイウェザー」は実現するのか――!?



(少なくとも表面的には)記者会見に出る、出ないをめぐって紛糾していたUFC経営陣(ダナ・ホワイト、ロレンゾ・フェルティータ)とコナー・マクレガーが5月18日、ロサンゼルスで会食し、今後について話し合った。次戦がネイト・ディアス戦になることで合意したとされる(8月末のUFC 202ラスベガス大会での実現が濃厚だという)。ゴシップサイトTMZの動画報道を見る限り、一見したところでは非常に友好的な雰囲気の元で手打ちが行われたといった雰囲気が演出されている。


5月22日に米ESPNで放送されたマクレガーのインタビューでは、マクレガーは一時の感情の高まりによって記者会見に出席しないという決断をしたことについては後悔をしてみせたものの、UFC200に出場しなくなったこと自体については自らの姿勢は崩すことなく強気を貫き、次のように発言している。


(記者会見欠席の件は)思わぬ大事になってしまったよな。最初はちょっとした遊び心だったんだ。わりにいい加減な気持ちでいたら、突然UFC200から外すと言われたので、こちらとしても、ああそうかい、上等だとなってしまった。あんなことになるなんて、面白い経験をさせてもらったよ。

記者会見をネットで見ていて、まあ出席してやってもよかったかなとは思った。でも時には、他人が正しいと思うことではなく、自分が正しいと思うことをやり通さないと行けない。とくに僕はこれまで、百万回も他人のために仕事をしてきたんだ。時には自分のやり方を通す権利もあるんじゃないかな。僕はそう思っている。


記者会見に出る・出ないは、何か別の大きな問題の1つの現象に過ぎないようにも思われるところだが、その点についてマクレガーは「ちょっとした内戦だった」とだけ述べ、詳述を避けている。結局のこの件については、一体何が根本問題だったのか、分からずじまいで幕が引かれることとなった印象だ。UFC・マクレガー双方に、これ以上のイメージダウンは避けようとの合意があったことを伺わせる。


また、かねて噂のフロイド・メイウェザーとの対戦について、マクレガーはESPNで次のように語っている。

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