Omasuki Fightの北米MMA抄訳コラム「MMA Unleashed」――今回のテーマは「ロード・トゥ・レッスルマニア:ロンダ・ラウジーWWEでの全仕事(前編)」です! 



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2018年4月8日(米国時間、以下同)にニューオーリンズで開催される『WWEレッスルマニア 34』では、元UFC女子バンタム級王者、ロンダ・ラウジーがカート・アングルと五輪コンビを結成、悪のコーポレート軍、ステファニー・マクマホン、HHH組と対戦するタッグマッチでWWEデビューを飾ることが正式に発表された。

そこでMMA Unleashedでは、プロレスファン、MMAファン双方にとって注目のレッスルマニアでのロンダ戦を120%に楽しむために、試合に至るまでのストーリーラインをみっちりと皆さんにご紹介することとしたい。

ロンダは1月28日に開催されたWWEのPPV特番『ロイヤルランブル』のエンディングで初お目見えした後、2月25日に開催されたWWEのPPV特番『Elimination Chamber』のセグメントで本格的なストーリーラインに突入した。また、この特番からレッスルマニアまでの間に放送される6回分の『Raw』に、毎回ロンダが出演することも発表された。しかし実際には、今週3月12日放送の『Raw』ではロンダの出番はなかった。

では、これまでのところ、リング上でロンダがどんな物語を紡いでいるのか、しっかり予習をしていただこう。なお、マニア直前に後編をお届けする予定である。

2月25日『Elimination Chamber』

リング上にカート・アングル、ステファニー・マクマホン、HHH、調印用のテーブルもセットされ、いよいよロンダの公開調印式が行われるようだ。HHHがマイクを取り、これまで自分は世界中から優秀なアスリートをスカウトしてきたが、これから紹介する人はまさにカート・アングル以来の大物、世界中の若い女性の道を開いた人、地球上最強の女性だと紹介、ロンダを呼び込む。

ロンダ、満面の笑みで登場。アナウンサーのマイケル・コールが、会場でスタンディング・オベーションが起きていますとやや大げさに実況。ロンダ、マイクを取り、まず金メダリストのアングルへの敬意を表す。ロンダが話し出すと、会場内に小さなブーイング。後にこれをかき消すように大きなロンダコール。するとロンダは安心したような、少し涙ぐんだような表情をみせる。客席最前列でケイン・ベラスケスとダニエル・コーミエが大喜びでロンダコールをしている様子が映し出されるが、特に紹介はされない。

次にロンダは、ロディ・パイパーこそ、自分がMMAやプロレスをやることになったインスピレーションの素だ、パイパーに褒めてもらえるように頑張りたいと、パイパーへのリスペクトを語る。



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