この記事は朝倉海を語ったDropkickニコ生配信を編集したものです(語り:ジャン斉藤)


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平良達郎がUFCと契約したことで、なぜか批判の矛先が朝倉海選手に向けられて、海外挑戦を掲げているのに格闘家の姿勢云々……みたいな物言いが付いていたので、そういった声に違和感をおぼえる趣旨のツイートをしたんですけど。この件にかぎらず朝倉海選手って何かと批判されがちですよね。決勝戦で負けたことにしても1日2試合目。プロ野球でいえばペナントは制したけど、日本シリーズで負けたもんでみたいなもんですよ。そう、オリックス・バファローズです! たしかにオリックス4番バッターのラオウ(杉本裕太郎)は日本シリーズでは不調でしたが、総合評価は落ちない。彼の覚醒があったからこそ、オリックスは25年ぶりにペナントを制したわけですし、朝倉海の覚醒でいまの日本の格闘技人気もあるわけで。つまりラオウと朝倉海は同じなんです……って自分で言っておいてどうかしてるんですけど。

あと経歴を振り返ればわかりますが、海選手ってUFCに行くタイミングなんてなかったですよ。どうもUFCと契約することをものすごく誤解してる方が増えている印象があって。あそこは行こうと思っても簡単には行けないし、実績があってもタイミング次第。たとえば準メジャーのトップは複数回契約を結んでいるはずなので。まあ朝倉海選手にそういう声があがるってことは期待の現れだとは思いますが、彼がやってきたことが正当に評価されてない感じもするので、あらためて振り返りたいと思います。

朝倉海という格闘家は「ジャパニーズMMA」の象徴的な選手の1人だと見ています。
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