プロレス格闘技業界のあらゆる情報に精通する事情通Zのコーナー。今回のテーマはALL TOGETHER不入り/ロッシー小川は「ジャニー問題」はないです!


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新日本、ノア、DDT、ドラゴンゲート、スターダムが参加した日本プロレスリング連盟発足記念のALL TOGETHER 日本武道館ですが、かなりの不入りでした……。

事情通Z カードがかなり弱かったから入らないよねぇ。あとはこのコーナーで何度も言ってるけど、男子プロレス自体のパワーが相当落ちこんでいる。どこの現場は本当に大変だと聞くよね。ロッシー小川さんが「昭和は終わらない」と宣言してマリーゴールドを新たに立ち上げたけど、ある団体には悪い意味で“昭和が終わってない”トラブルも聞こえてくるし。

――「ALL TOGETHER がボクシング井上尚弥の東京ドームと同日にやるからだ!」って怒ってる人もいたんですけど、客層は被ってないから影響はまったくないですよね。

Z ないない。それに日本武道館なんて1年前から予約しないと抑えられないから。仮に井上尚弥の客層と被っていたとしても「じゃあ、やめます」なんてキャンセルしたら会場との信頼関係にヒビが入りますよ。全日本プロレスは日本プロレスリング連盟には加盟しているけど、裏で後楽園ホールがあったから不参加。井上尚弥よりこっちのほうが影響はあったかも。

――全日本としては選手派遣をしている場合ではないってことですね。

Z オールスター戦といっても、いまは団体間の交流があたりまえになってきているから新鮮さに欠けるところは否めない。メイン後の乱入を含めて、今後各団体で起こりえるであろうカードの予告編になってしまったところがある。

――ビッグイベントのはずなのに“顔見せ”で終わらせるのは消化不良ですね……。

Z 最近の新日本プロレスは外国人レスラーの海外流出が相次いでいる。当然外国人レスラーの新規開拓はしていくはずだけど、ビッグネームの招聘は円高問題もあるから相当厳しい。イチから育てるには時間がかかるし、育てたところで集客が見込めるかどうかも怪しい。それでいうと昨年はジュニアのデスペラード選手や高橋ヒロム選手がDDTやノアだったり、他団体に登場したことによる相乗効果が大きかった。その手法をいよいよ今年はヘビー級で大々的にやっていくのかなと。

――大金で大物外国人を呼んだり、時間とお金を使って育てるよりは効率的ですね。

・ALL TOGETHERをやらなかったら大地獄
・鍵を握るABEMAの存在
・竹下幸之介のIWGP挑戦は?
・ケニー・オメガのロッシー小川に対する発言
・マリーゴルードvsスターダムの行方……まだまだ続く
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