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2012年を振り返る——引退と“外資”と歴史のリセット&リスタート ■橋本宗洋の格闘技酔拳批評
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2012年を振り返る——引退と“外資”と歴史のリセット&リスタート ■橋本宗洋の格闘技酔拳批評

2012-12-31 11:54
    今回のコラムは2012年最後の後進ということで、この1年の印象的な出来事を振り返ってみたい。
     今年、取材していて何よりも忘れられないのは、石田くんの泣き顔だ。活動休止を発表した石田光洋に、ツイッターやブログでのファンとの交流について聞いたら、もう文字どおりの号泣だった。ファンから温かい言葉をかけてもらったことが、本当に嬉しかったのだという。
     石田くんをはじめ、今年はリングを去った選手について書いたりしゃべることが多かった気がする。感動的な引退興行を行なった三崎和雄。のちに復帰を決意するが、一度はMMA引退を表明した郷野聡寛。エメリヤーエンコ・ヒョードルも、6月のロシアでの試合が最後の闘いと言われている。
     さらにシュートボクシングのチャンピオンである梅野孝明、女子格闘技のトップファイター・WINDY智美。12月のJEWELSでは大室奈緒子、富田里奈も引退している。引退の理由はさまざまだ
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