ホワイトは記者に向かって、GSPが勝ったと思うヤツは手を挙げろと迫った。もちろん、手を挙げる記者はほとんどいなかった。


UFC
創立20周年記念大会、UFC167のメインイベント「ジョルジュ・サンピエール vs. ジョニー・ヘンドリックス」の試合後、ジョー・ローガンによる恒例の勝利者インタビューが終わろうとしたとき、GSPがマイクを握ろうとした。いったん立ち去ろうとしたローガンが、舞い戻ってGSPにマイクを渡した。試合前からGSPが何か発表するのではないかとの憶測はあった。

GSPは、当面の間、身を引くと語った。試合後半から右目がよく見えていなかった、それに個人的な事情も抱えていると語った。「私にとってもこれまでで最もキツイ試合だった。目が見えない。ヘンドリックスには無茶苦茶にされた。休みが欲しい」

GSPは、記憶がとんでいる、しばらくグローブをおいて、個人的な問題を片付けたい、UFCに感謝すると述べた。

試合後の記者会見でダナ・ホワイトは怒りを爆発させた。