新日本プロレスの選手イラストを描いてキャッキャしていたプオタ女子・二階堂綾乃がいつのまにかMMAジムに通いだした! その模様をイラストレポートすることになった当コーナー。今回は授業料について!


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私が通っているジムにイギリス人柔術家がいるのですが、その方はいままでに韓国、ブラジル、日本で柔術を習ってきました。中でも一番良かったのはブラジルの柔術ジムだったそうです。「やっぱりブラジルと言ったらグレイシー柔術よね!」と思ったところ「いや、グレイシーのところは授業料が高すぎて通えないから別のところに通っていたよー」と。え? ブラジルの柔術ジムって全部グレイシーのジムじゃないの??……くらいの偏見を持っていた私。グレイシーはそんなに高いのか気になったので、海外のジムの料金をちょっと調べてみました。


ブラジルのジムは検索してもよくわからなかったので、いまや柔術の本場ブラジルを凌ぐほど柔術熱が高く、柔術アカデミーがたくさんあるアメリカのLAあたりを調べてみました。

まずトーランスにある「グレイシー柔術アカデミー」。こちらは月8回の授業で1ヶ月180ドル。日本円だと19,000円です。日本だとよく女性割がありますが、女性も同じく月180ドル。さすがはグレイシー、やっぱりお高いですね。

お次は、世界を股にかけるミュージシャンに転職された須藤元気さんが通っていたことで有名な「ビバリーヒルズ柔術クラブ」。こちらはサイトに料金の記載が無いので10年ほど前の情報になってしまうのですが、週1回の授業で月100ドル(12,000円)、回数無制限で170ドル(20,000円)。うーん、回数無制限でも1ヶ月20,000円は高いですねえ。

驚いたのが、検索していて初めて知りましたがこのジムには先日テレビ朝日「怒り新党」にて、やりすぎな護身術で話題になったバス・ルッテン氏が直々に教えてくれるクラスがあったということ。う、う、うらやましい!! 映画『闘魂先生Mr.ネバーギブアップ』を観てすっかりバス・ルッテンの笑顔のとりこになってしまったので、私もやりすぎな護身術教えてもらいたい!

そしてめっちゃ強い兄弟、リベイロ兄弟のリベイロ柔術を教えてくれる「LA柔術アカデミー」。こちらは1ヶ月契約だと1199ドル(23,000円)とけっこうなお値段なのですが、年間契約だと1169ドル(20,000円)。LAはだいたいどこも120,000円くらいかかるようですね。かなり高い気がしますがLAに住めるようなリッチな人たちには許容範囲内のお値段なのでしょうか。

LAから離れてルイジアナにある「ウェストルイジアナ柔術トレーニングアカデミー」だと週2回で月60ドル。日本円で7,000円なのでこれなら通えますね。LAが高いだけで、アメリカにもお手頃な授業料のジムはありました!

なお私が通っているジムはと言うと、総合のジムなので柔術、グラップリング、レスリング、キックボクシング等様々なクラスがあり、いつでも好きなだけ好きな授業に出られて女性料金が1ヶ月8,000円弱です。安い!男性料金でも1ヶ月10,000円くらいなので、他の日本国内の総合のジムと比べてもなかなかお手頃価格だと思います。

気づいたのが、アメリカだと子供向けのクラスはもちろん大人よりも安い料金設定なのですが、「女性割」が無い!普通の男女混合のコースはもちろん、たとえ女性向けのコースであっても安くなっていないのです。訴訟大国アメリカでは何でも男女平等にしないといろいろと問題が起こるのでしょうか。なんでもかんでも女性割がある、女性に優しい国日本に生まれてよかった~。

最後にちょっとおもしろい柔術アカデミーを見つけたのでご紹介します。それは「ヒューストン柔術アカデミー」。普通の柔術アカデミーのサイトっぽいのですが、トップページに載っている写真がちょっと意味がわからないのです。なんやこの技この人いったい何の技をかけてるんやこの技が何なのかお心当たりのある方は二階堂までご一報を。(二階堂綾乃)

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【次回の「総合格闘技が生まれた時代」シリーズはこの男がイッキシンテン!】
山本宜久ロングインタビュー17000字
「リングス、前田日明、ヒクソン、田村潔司、高田道場、交通事故、癌からの生還、大減量……」

★大反響!小佐野景浩の「プロレス歴史発見」
次回のテーマは
日本プロレス史上最強最高のレスラージャンボ鶴田」!!
「あの一件以来、馬場さんはジャンボを“左遷”して次期社長の目はなくなったんです。でも、リングでは絶対的エースとして使わざるを得なかった。ジャンボは政治を吹き飛ばすほどの怪物だったんです」