映画ライターで北米MMA事情通の高橋ターヤンがプロレス格闘技関連の映画を紹介するコーナー。今回はプロレスラーたちの映画出演作品!


2月28日に公開となる『幕が上がる』という映画を観た。
今、もっとも旬なアイドルであるももいろクローバーZが主演し、『踊る大捜査線』シリーズの監督である本広克行が監督を務めるという、話題性バツグンの映画だ。

しかし、ぼくはももクロにはまったく興味がなく(彼女たちの曲を一曲通して聴けたことがないし、顔と名前は一致していない)、本広監督と言えば史上最低クラスのダメ映画『少林少女』の監督であり、『踊る大捜査線』シリーズも大ヒットしたとはいえ、決して人に勧められるような類の映画ではない(あくまでも個人の主観です)ため、本作もそれほど気乗りしないまま観に行った。