Omasuki Fightの北米MMA抄訳コラム。今回はWWE年間最大イベント「レッスルマニア
」に登場したロンダ・ラウジーについて!
2015年3月29日、カリフォルニア州サンタクララのリーバイス・スタジアムで開催された「レッスルマニア31」のメインイベント前に、ロンダ・ラウジーが登場し、HHHに腰投げ、ステファニー・マクマホンにスタンディングのアームロックを決める大立ち回りを演じた。おおざっぱな流れは次の通りである。
(ステファニーとHHHが、ザ・ロックといがみ合う。怒ったステファニーがロックに張り手。ステファニーをにらみつけるロック)
【ステファニー】さあどうするの、ロック? 女を殴る気? 私のリングで私を殴る気?さあ、ここから出て行きなさい!
(ロック、いったんリングから降りる。退場しようとしてふと思い返したように振り返り、最前列で観戦中のロンダ・ラウジーのところにいく。ロックにうながされ、バリケードを飛び越えてロンダがリングイン)
【ロック】ステフ、ロック様は女性をなぐったりしない。でも、ロック様の友達には、喜んで女性を殴る人がいるんだ。
【ステファニー】ロック、あなたは私とロンダも友達だっていうことを知らないの? 私はロンダ・ラウジーの大ファン。そしてロンダも私の大ファン。ロンダ、ロックなんかに洗脳されて、レッスルマニアで大暴れすればよいとでも思っているんじゃないの? バカらしい。ロンダはたしかに、丸腰なら世界最強の女性。オクタゴンの女王。MMAの世界なら、私だってロンダに楯突いたりしない。でもここは四角いリング。私の四角いリング。だからロンダ、ほかの小市民たちと同じように客席でレッスルマニアを楽しむつもりがないのなら、私のリングから出て行きなさい。いますぐに!
【ロンダ】わかっていないようね。私が足を踏み入れた以上、このリングはもう私のもの。どうしても出て行けというのなら、力でやってみれば?