新日本プロレスの選手イラストを描いてキャッキャしていたプオタ女子・二階堂綾乃がいつのまにかMMAジムに通いだし、試合出場を目論む模様をイラストレポートすることになった当コーナー。今回は「なかなか増えない体重」について……。



体重を減らす方法を書いた本は数あれど、体重を増やす方法の書かれた本はあまりありません。

体重を減らすことには「ダイエット」という名前がありますが、体重を増やすことには名前がついていません。それだけ体重を増やしたいと思う人がいないということなのでしょうが、私はここ1年体重を増やす努力をしています。なぜなら柔術の試合に出る場合、私は一番下の階級で出るとしても体重が足りないから。

柔術は15歳以上女子で一番軽い階級がルースター級で、制限体重は柔術着を着用した状態で48.5キロ以下です(ちなみに男子は57.5キロ)。

私が持っている着は入門用のものなので軽く、1.2キロ。ちょっといい着を買ってもだいたい1キロ~2キロくらいだと思います。そして1年前、私の体重は調子のいい時で45キロ、ちょっと体調を崩すと43キロになり着を着用しても48.5キロにとどきません。

しかも柔術は1829歳はアダルト、3035歳はマスターと階級だけでなく年齢でも分けて試合が組まれます。日本ではただでさえ柔術女子が少ないうえに、私の通うジムではほとんどの女性が30歳以上です。過去の大会の試合結果を見てもルースター級女子はアダルトマスター共にとても少なく、試合に出たとしても相手がおらず試合せずに優勝してしまう可能性がかなり高いです。なので本当は1つ上のスーパーフェザー級(53.5キロ以下)まで上げたいところですが、5キロ以上の増量はかなりきつい