新日本プロレスの選手イラストを描いてキャッキャしていたプオタ女子・二階堂綾乃がいつのまにかMMAジムに通いだし、ついに格闘技デビューをしてしまったこのコーナー。今回のテーマは……
数年前から巷で話題になっている「モンスターペアレント」。学校の先生等を困らせて度々ニュースになっていますが、そんな他人を困らせる親に育てられた子供は一体どんな大人に育つのでしょう。
私の母もモンスターとまでいくかはわかりませんが、やっかいな母でした。例えば私が高校生の頃、バイトのシフトが9時間勤務になっている日があったので「8時間超えたら労働基準法違反だ!(笑)」と母に軽く話したところ、母は勝手にバイト先に「9時間なんてどういうこと!?」と電話をし、勤務時間を8時間に変えさせていたのです。
バイトを辞めて何年も経ってから、あの時勤務時間が減ったのは母が電話をしたせいだと知ってとても恥ずかしくなりました。本当に嫌だったら自分で言うのに…知らないうちに「嫌なことがあったら親から電話させるやつ」になっていたのがショックでした。他には、早く実家を出る資金を貯めるためレンタルCD店で自ら希望して夜勤のバイトをしたときは「女の子に夜勤させるなんて!」と勝手にバイト先の本社へ電話をしてバイトを辞めさせられたり、高校3年の頃塾の先生に他の科目も受講したいと相談し、申し込み書を持って帰って母に相談をしたところ、勝手に申し込んだわけではないのに「金がかかるのに親に相談も無く勝手に受講科目を増やすな!」と塾に怒りの電話を入れたり…母が塾やバイト先に電話をする度に私が謝っていました。
私のためによかれと思って過剰な行動に出ることもありましたが、基本的に母は自分の思い通りにならないとヒステリーを起こす人で、「絶対に家を出ていかせない」「家族じゃないくせに家のものを勝手に使うな」等しょっちゅう支離滅裂なことを言っていました。高校までは母と仲良くする努力をしていたのですが、我が母ながら「この人苦手だな…いつか我慢できなくなるかもな」と思っており、19歳のとき我慢の限界が来てすったもんだのあげく実家から逃げ出しました。
実家にいた頃は観るのを禁止されていたコナンや金田一(人がすぐ死ぬから)、ダウンタウンやロンドンブーツが司会のバラエティ番組(教育によくないから)、警察密着24時(たぶん母が嫌いだから)、格闘技番組(野蛮)を思う存分観れるようになり、ましてや自分で格闘技までやるようになった今思うこと、それは母に振り回されていたあの頃から格闘技をやっていればということです。もしあの頃から格闘技をやっていたらどうなっていたか考えてみました。
コメント
コメントを書くいいぞ綾乃さんがんばれ